2014年度 一般受験: 亀田葉月

学部:文学部
出身校:雙葉高等学校

<志望動機>

私は、受験準備をしている際に、大学で学びたい分野として心理学に興味をいだいていましたが、それも曖昧で、将来やりたいことも決まっていませんでした。そこで、1年次には専攻を決めずに一般教養として幅広い知識を学んでから専攻を決めることができる、本塾の文学部を志望しました。
現在、幅広い知識を勉強し、今まで興味もなかった科目が想像した以上に面白かったり、想像していたものと違ったりと、大変充実した学生生活を送ることができています。

<受験準備>

英語は、特に長文に力を入れて勉強しました。本塾の英語は、単に英語を和訳できる力だけでなく、文章の流れを論理的に理解する力が必要です。そのため、私は英語を勉強する際に、「同じ文章をひたすら音読すること」「単語は単語帳ではなく文中で覚えること」に気を付けました。
音読をすると、さかのぼって読み直すことができないため、英語を日本語で理解するのではなく、構文を意識せずに英語のまま内容を把握できるようになります。また、単語を文中で覚えることで、その単語のニュアンスや使い方の特徴も覚えることができます。受験直前期には、文法演習はほとんどやらず、毎日読む量を決めて必ず音読をするようにしていました。
世界史は、通史をやったあとに「自分が苦手な部分を地域史や文化史」など、他の方面からまとめて勉強しました。私は世界史が一番苦手で、最後の模試でも6~7割しかできませんでした。そのため、たくさんの知識を覚えることよりも的を絞って勉強しました。
世界史は、特に直前まで伸ばせる科目なので、直前期は世界史に時間を多く割き、受験中は安定した点数を取ることができました。
小論文は、週に2~3回小論文を書き予備校の先生に採点してもらい、継続的に準備しました。小論文に十分な時間が割けないときには、ニュースや新聞からジャンルを問わずにテーマを選び、「問題を提起して解決策を提案する」ということを箇条書きでやっていました。
次第に、どのジャンルからでも同じ解決策につなげられるようになり、「受験期には自分なりの結論」をいくつか持っていました。あらかじめ結論をもっていると、圧倒的に考える時間が少なくなり、文章構成に時間を使うことができます。
受験は、勉強しすぎるということはありません。勉強すればするほど、それは自分の自信につながります。絶対に合格するという強い意志と、自分が志望校に通うイメージをもって、最後まで頑張ってください。

<バスケットボール部について>

私は、高校の部活を2年生の11月で引退したため、バスケットをもっと続けたいと思っていました。食事会や練習会の雰囲気はとても良く、入部したいという気持ちが強くなりました。もちろん、練習時間が長く負担が大きいのではないかという不安もありましたが、部活で得られる充実感は他では得られないと思い、入部を決意しました。
慶應義塾体育会女子バスケットボール部は、現在3部復帰という目標を掲げ、練習に取り組んでいます。人数は多くありませんが、少ないからこそお互いに切磋琢磨しながら日々の練習をこなすことができていると思います。