第73回 慶早定期戦

絶対に勝つ!プロジェクトで若手OBの協力も得た、第73回慶早定期戦の結果をお伝えいたします。

<Bチーム戦>
本戦のためにも「必勝」で臨んだ本塾。一方早稲田も本気。

試合はアップダウンを繰り返すが、山崎・清家の両4年生の足がつる程の奮闘で、一時は17点のリードを奪う。
堂本・加藤・高橋の2年生、ルーキー澤近も良い仕事をする。

しかし、3Q終盤に追い上げられ2点差に迫られる。ここで粘り、近年でも希な高レベルのBチーム戦に勝利し本戦に弾みをつけた。

<女子>
早稲田は、昨年のインカレ優勝。勝敗は問題になりませんが、全員が「今できること」を精一杯表現し頑張りました。
今年は、ここ数年に比べサイズがあるので秋に期待しましょう。

<男子戦>
インサイドが弱い早稲田に対して、本塾は4ガードを選択。
スターターは、福元・大元・真木・西戸・黒木。

序盤、4年生主体の本塾は気持ちが入りすぎでシュートが決まらない。
一方早稲田は、センター宮脇(3年 194㎝ 洛南)が年々下手になりインサイドは無力だが、キャプテン池田(176㎝ 京北)を中心に想定外の山本(4年 190㎝ 福岡第一)の3Pなどで得点しリードを許す(これも倉石氏がクビになった効果か?)
終盤何とか立て直し、故障明けの真木の3P、大元の得点で3点差にとどめる。

2Q、本塾が仕掛ける。黒木に代わったサワがリバウンドによく絡み、さらに厳しいターンショットを決めるなど一時逆転する。
気持ちが高揚したまま絶不調に変わり、投入された中島が頑張り早稲田のリズムを壊す。
西戸に代わった後藤も、無難に役割を果たす。
残り4分 ルーキー鳥羽が登場。連続してドライブを決める!(やはり実力があります)

前半終了のブザーと同時に早稲田にタフショットを決められ、2点のビハインドで後半へ。

後半は、早稲田が先手を取る。一時は8点のビハインドに加え、黒木3ファールでサワと交代。
サワが入るとチームの雰囲気が変わる
真木が池田を封じ込めると大元が3P、ドライブとポイントゲッターの本領を発揮。
さらに真木が連続3P。福元も吹っ切れたように、ローポストからミスマッチをつき得点を重ねる。

対する早稲田は、アウトサイドが落ちだす。リバウンドは、サワとコートに戻った黒木が確実にものにする。
8点のビハインドから11点のリードまで一気のラン。7点差で4Qへ。

4Q、早稲田も意地の反撃で一時は2点差とされる。
しかし、ここから黒木が踏んばる。宮脇を相手にせずG下で連続得点。
さらに大元の3Pで差を広げると、西戸が見事なドライブからイージーレイアップ。
これでほぼ勝敗は見える。

最高に頑張った真木が足をつる。
ここで阪口HCは、副将の気持ちにかけ桑原を投入。普段は不安定なところもある桑原だが、うまくボールをシェアする。
1分を切り福元が落ち着いてFTを2本決め勝負あり。

昨年に続き連勝・・・・とはいえ、代々木では鈴木敦君の代以来8年ぶりの勝利。
代々木で聞く「若き血」には、格別なものがありました。

この日は早稲田のメンバーが小さいため、山崎・木村・高橋といったビッグマンには出場機会がありませんでしたが、秋には存分に暴れてくれることを期待します。

また、「勝ち越しプロジェクト」に参加頂いた若手OBの方々、そして、全てのOBの支援、幼稚舎から塾内のあるいは慶應を応援して頂いた全ての方々の期待に応えて秋の飛躍につなげてもらいたい。

S55  本間 安彦

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