慶関定期戦 ~結束に向けた取組み~

OB・OG各位

5月14日・15日に日吉記念館で開催されました同記念大会についてご報告申し上げます。

男子は初戦第1Qに最高の滑り出しを見せながらも、第2Q以降は関大ディフェンスのプレッシャーの前に得点が伸びず、何とか粘り勝利に持ち込むも、第2戦でも良い流れを取り戻すことが出来ず敗戦となり、結果1勝1敗、得失点差で関大の優勝となりました。また女子はリズムの良い流れるようなオフェンスから得点を重ね快勝し、昨年に続き2年連続の慶應優勝となりました。

今回記念大会を盛り上げようと、多くのOB・OGの皆様にお声掛けするとともに、現役のご家族、普通部・中等部生を招待致しました。二日合わせて222名の慶應関係者のご来場によって記念館観客席をほぼ埋め尽くすことができました。特に一貫校の皆さんが、記念Tシャツを着て手拍子を交え熱い応援をしてくれたのが印象的でした。ご来場頂きました皆様、まことに有難うございました。(来場者: OB 85名、OG 22名、 ご家族/男子34名・女子17名、普通部14名、 中等部/男子22名・女子15名、その他関係者13名)

その他、定期戦開催に合わせて、今年度立ち上げた委員会等が主催し、幾つかのイベントを企画致しました。その一つは、先述の通りですが、一貫校強化部門が主導し普通部生・中等部生を招待したことです。大学生のプレーを観戦することは、自身を振り返っても大きな刺激であり、慶應義塾バスケットボールの一員としての意識が少し芽生えたのではと思います。これからも、中長期的視点に立った強化の一環として、バスフェス・定期戦での交流試合・ジュニアカップ・大学生によるクリニックなどを計画しています。縦横の絆を強め、勿論大学まで続けて貰いたいですが、仮に続けなくても「いつまでも慶應バスケのファンでいて貰う」ことを目指していきたいと思います。

また、今回初の試みとして、渉外委員会より現役ご家族の皆様に事前にご案内をし、男女別に交流会を開催しました。これまでも会場に応援にはいらしていたものの、お互い名前と顔が分からない状況でしたが、今回をきっかけに親交を深めて頂き、一つのコミュニティーを形成して頂ければと思っております。早速効果も出ていたようで、皆さん同じエリアで一緒に応援をし、親しくお話しをされていらっしゃいました。「卒業後も慶應バスケのファンでいらして下さい」とお願いを致しました。その他、交流会ではOB会・OG会の役割等も説明しております。

最後になりますが、3月19日開催の「バスケットボール三田会総会」にいらっしゃれなかった中堅・若手OBを対象とした「OB交流会」を開催致しました。特に男子は昨年3部9位と歴史的低迷・危機的な状況におかれている中、取り組んでいる幹事会強化とOB会結束に向け、ご理解とご協力を頂くことが目的で、これからも地道に活動を継続して参ります。「現役ファースト」を合言葉に、支援の輪が広がっていくことを願っております。15日の交流会には、現役4年生と主務も同席して貰い、OBから激励を受け、また真っ只中である就活へのアドバイスを頂くなど、OBと現役の距離を埋める良い機会にもなりました。コロナ禍なかなか現役との交流の場がありませんでしたが、今後色々企画を考えていきますので、皆様是非よろしくお願い致します。

7月2日(土)、いよいよ第80回早慶戦が代々木第2体育館で開催されます。代々木の観客席を慶應関係者で埋め、圧倒的な応援により現役を後押ししたいと思います。代々木でお待ちしております!

バスケットボール三田会幹事長 井上英明(1989年卒)

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