第80回 早慶戦を終えて

真夏日が続き早慶戦当日も凄まじい暑さの中、渋谷駅からバスケットボールストリートをゆっくりと歩き久しぶりに代々木第二体育館に到着、中に入ると引き締まった空気が迎えてくれました。ご来場戴きましたOB・OGの皆様も、暑い中代々木にご参集いただくとともに現役へのご声援を賜り、有難うございました。来場者数はコロナ禍設定した上限に対しほぼ満席の2700人に達しました。このうち、今年の目標である「慶應義塾体育会バスケットボール部ファン」作りの観点では、OB約150名、一貫校約100名、受験校関係者38名、Family会(仮)でも大勢の保護者の皆様にいらして頂き、少しづつネットワークが広がってきました。有難うございます。

さて、女子戦は日本A代表江村さんを擁する格上早稲田に対し、粘り強いディフェンスと、リズミカルなオフェンス、スリーポイントで前半は互角の戦い会場を沸かせました。3Qは早稲田の3Pがさく裂し引き離されましたが、最後まで選手の皆さんは笑顔を絶やさず、好感が持てるまさに「応援したくなるチーム」だと思いました。男子戦は早稲田4年エースの土屋君(福大大濠出身)が大爆発し、3ポイント13本中11本を成功させ46得点とワンマンショーとなり完敗でした。そのような中でも早稲田相手に最後まで気持ちをもって戦い77点を取れたことなど収穫もあったと思います。

これで春のシーズンは終了となります。新たな体制でスタートした新チームですがそれぞれ課題も見つかり、また多くの皆様からの叱咤激励を頂戴し、前に向かうことができました。秋のリーグ戦では男女2部復帰を目指し、8月の合宿(3年ぶり、男子は長野と志木を予定)で更なる強化を期待したいと思います。是非、練習や合宿の方にもいらして頂ければと思います。合わせてOB会・OG会の交流、結束も進めていければと思いますので、宜しくお願いいたします。

バスケットボール三田会 井上英明(1989年卒)

(応援に来てくれた一貫校選手から頂いた感想)

早慶戦について…とっにかく楽しかった!アップでも軽々とダンクをしていて迫力が凄かった。試合では早稲田の土家君や本当に凄かった、結果的に48得点したらしい。スリーを10本打って2本ぐらいしか外さないとか、ボールを持たないでくれーと思う程凄かった。大学生はとにかくゴール下での争いが凄かった。ブロックが高いので、それをオフェンスは力強いステップで揺さぶってぶつかりながらゴールを決めていた。僕も力強いステップを意識したいと思った。毎年早慶戦に行きたいと思った。自分がこれまで慶応にいるんだと自覚したのは初めてだった!コートの上の大学生が本当にかっこよかった!自分も多くの人の前でプレーをしてみたいと思った。今度の大会で二回勝てば3試合目を秋葉台でやるので、絶対勝ってそういう場でプレーをしたい!

(スカウティング部門より)

スカウティング部門からお声がけしていた高校の顧問の先生、高校生は、総勢38名がご来場いただきました。そのうち来春の慶應入学をめざしている(検討中もふくめ)受験生が8名、試合後に彼らと話しもしましたが、一様に早慶戦の独特の熱気ぶりに興奮していた様子でした。「この舞台で自分もプレーしたい!」とはっきり言ってくれた子もいました。また、近畿大学附属高校の大森先生が、教え子だった現役大学4年の蛇谷君と2年の高島君の応援に、わざわざ大阪からいらっしゃいました。今の高校2年生で「慶應に行きたい」と言っている生徒がいるそうです。今後もいい関係を持続できればと思います。

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