志村雄彦(2005年卒)

今回は2005卒、プロバスケットボール選手として活躍した《志村雄彦》さんです!!
現在、仙台89ERSでGMとして活躍する志村さんに質問をしてみました。

Q1.今までのキャリアと現在のお仕事を教えてください。

A.2001年に大学に入学し、3年間2部に所属していました。

4年生時は1部で戦い、リーグ戦・インカレと優勝を果たしました。

その後は東芝(今の川崎)で3年間プレーし、地元の仙台89ERSに移り10年間プレーをした後、2019年の5月に引退しました。今はチームの取締役(GM)として、経営側でチームに携わっています。選手の編成などをメインの業務としていますが、営業や広報も行なっています。

Q2.バスケ部での活動が今どのように活きていますか?

A.大学在学時、慶應はAチーム・Bチームに別れており、また人数が多かったため全員とコミュニケーションを十分に取る事が難しかったです。

しかし、自分達が4年生の時はチーム全体でコミュニケーションを取ることが上手く出来ました。

チーム全員のベクトルを同じ方向に向ける事ができたからこそ優勝する事が出来たのだと思います。
この経験はプロになってからも活きましたし、選手と異なる形でバスケットボールに携わっている今でも大事にしている事です。

全員が同じ方向に向かうということが、組織の強さという意味ではとても大事なことだと思っています。

慶應と比べ個人の能力が勝っている大学の方が多いと思いますが、その中で何故慶應が勝てているのかというと、コツコツ努力することであったり、バスケットボールが好きという強い思いであったり、チームワークの良さがあるからだと思います。

自分がプロの中で生き残れたのは能力があったからではなく、そういう所を大事にしてきたからこそだと思っています。

優勝カップを受け取る志村さん

Q3.自分たちのリーグ戦を振り返って現役に一言お願いします。

A.これから強いチームと戦う時やチームがうまくいかない時など真価を発揮しなきゃいけない場面が来ると思います。

自分達も2部で3年間やって、なかなか1部に上がる事が出来ず苦労しましたが、苦労の中で経験したことが今の自分に活きていると思います。

私も今の慶應大学と同じようにBリーグの二部に所属していて一部に上がろうという目標があります。

その中で慶應で学んだことが今のチームでも通じる時があります。

言い訳を探せば色々と見つかると思いますが、そこで逃げずに自分たちが出来る事を一つ一つ積み重ねて、目標に向かって歩んでいって欲しいなと思います。



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