2006年度 一般受験一浪: 石井敬一

学部:総合政策学部
出身校:桐蔭学園高校

<志望動機>

私が慶應義塾大学を目指した理由は、大好きなバスケットボールができ、また勉強も疎かにしないでしっかりと取り組めることができると考えたからです。
他のバスケットの強豪大学であれば、部員のほとんどが「高校時代に優秀な成績を残した有名な選手」ということも少なくないのですが、慶應義塾のバスケットボール部は、「誰でも入部することができ」、また「努力次第では試合に出るチャンス」もあります。
こういった点が、私が大学でも本気でバスケットボールを続けてみたいと考えた際に、大きな魅力の一つとなりました。
入学後はもちろんバスケットボールだけではなく、学生の本業である勉強にも十分に力を入れていこうと考えていました。湘南藤沢キャンパス(SFC)は、教員と学生双方の意識が高く、私にとってとても刺激になります。まさに「半学半教」の精神を実践しているキャンパスだと実感しています。今は練習と授業の課題で忙しい毎日ですが、とても充実した楽しい生活を送っています。私は現在、スポーツビジネスというものに非常に興味を持っています。SFCの「先進的な語学と情報処理の学習」に合わせて、それを学んでいこうと思っています。
勉強だけができても、スポーツだけができても、私の人間的成長はないと思っています。私はそれらの両立を目指し、日々精進していきたいです。その上で、慶應義塾は申し分ない環境にあると思います。

<受験準備>

まずは、「学習を習慣づける」ことが必要です。私は、「1週間単位で学習スケジュール」をたて、それを「確実にこなす」ことで学習を習慣にすることが出来たと思います。学習時間の目安としては、「夏前なら週に60時間」「夏は70時間」「夏後~直前までは週80時間」もとれば十分です。
また、受験勉強は、「継続的な学習が行える」ように、「メリハリをつけて時には息抜き」も必要です。私の場合は、「集中できるお気に入りの勉強場所」を何箇所か見つけ、「集中力が切れたら、場所を変えて気分を変える」といったように、効率的な学習ができるように心掛けました。
やはり受験勉強においては、「学習の質と量」このどちらもが重要であると思います。

<バスケットボール部について>

私がバスケットボール部に入部して一番に感じたことは、部員全員が「バスケットボールに対して真撃な態度」で取り組んでいるということです。
チームのミーティングで話し合う場面を見て、部員一人一人の意識の高さを感じます。日々の練習においても、選手が常にゲームをイメージし、本番で練習の成果が発揮できるように工夫して行っているところが素晴らしいと思います。 また、私達が毎日バスケットボールができるのは監督を始めとするスタッフ・トレーナー、OBの方々の支えがあってこそです。
こういった「バックアップが万全な環境」にあるのも慶應義塾の強みの一つであると思います。