学部:法学部政治学科
出身校:慶應義塾志木高等学校
<バスケットボール部について>
活動頻度としては、週6日と一見多いように感じますが、練習そのものは短時間に集中して行われ、それ以外の時間の自主練習・ウエイトトレーニングなど各個人の時間も多くあります。そのため、練習の時間とそれ以外のフリーな時間を、バランス良く、かつ効率的に利用することができれば、充実させることは可能です。そして、勉学が優先されているため、勉強がおろそかになる心配もありません。
練習中は、コート内外での声が響き、とても活気があり、メニュー間の切り換えなど地味な部分にも注意が行き渡っています。毎回の練習で反省と改善が行われており、1回1回の練習をとても大切にしています。それは、切羽詰った雰囲気で練習しているというよりは「厳しさの中にも楽しさがある」というような感じで、心地よい環境です。
そして、何より役割分担がはっきりしています。学年ごとの仕事はもちろん、スタッフの方々、スターティングメンバー・ベンチメンバー、それ以外の選手でも、チームの勝利に貢献するための個人の役割が明確で、それを徹底できるようチーム内に共通意識ができています。
とにかく、チームの雰囲気はとても良く、貪欲に勝利に向かって行く「日本一のチーム」を肌で感じることができます。
それを体感できるのはこの慶應義塾体育会バスケットボールだけではないでしょうか。
<内部進学者へ>
内部進学の利点として最も大きいのは、「受験勉強がない」という点です。一般受験生と比べて入学までの自由な時間は格別に多く、あらゆることに挑戦することができます。
私の場合はアルバイトに精を出し、免許取得や海外旅行をしました。それ以外にも、大学入学後に備えて高校の部活に参加したり、個人的にウエイトトレーニングを行ったりしていました。
特に、高校生と大学生の大きな違いの1つがフィジカル面なので、この時期にウエイトトレーニングは有効です。そして、大学とのつながりを活用して大学の練習に一足先に参加するのも良いと思います。
このように、時間があることは内部進学者の強みであるので、この利点を積極的に利用すると良いでしょう。