2007年度 AO受験1期: 二ノ宮康平

学部:環境情報学部
出身校:京北高等学校

<志望動機>

私が、慶應義塾大学を目指した理由は、大好きなバスケットボールが高いレベルででき、また、勉強も疎かにしないでしっかりと取り組むことができると考えたからです。
私が、所属させて頂いている湘南藤沢キャンパス(SFC)の最大の特徴は、「文系・理系に関係なく、自分が興味あることを自由に学べる」ことだと思います。この素晴らしいカリキュラムで、自分をさらに高めることができると確信しました。
実際に入学して感じていることは、自分の想像以上に充実した環境の中で毎日楽しい大学生活を送っています。
また、バスケットボール部に関しては、この体験談を読む人には言うまでもないのかもしれませんが、慶應義塾大学は、全国でも高いレベルのチーム力を擁しています。高い個人能力を持つトッププレーヤーが率いる他大学チームに対して、慶應義塾大学は、「チーム全体の総合力で勝つことを目標」としている、他の大学チームにはない特異な性格を持ったチームです。
さらに日々の練習や試合などにおいて、「手を抜かず、最後まで全力を尽くすこと」のできるチームでもあります。この魅力あるチームでプレーしたいとの気持ちを強くもったこと、そしてこのチームなら更に自分の技術力を向上させることができると考えたことも、私が慶應義塾を志望した大きな動機です。

<受験準備>

受験にあたっては、私はできるだけ早い段階から準備を始めることをお勧めします。私の場合は、高校の全国大会との関係上準備を始めるのが遅く、受験準備に大変苦労した覚えがあります。さらに、AO入試の場合は、準備に相当な時間と労力を要します。受験に合格した今、この点から考えても、早い時期から準備に取りかかることは有効だと感じています。
次に、具体的な準備ですが、「高校で有意義な経験」があると割とスムーズに進められるのではないかと思います。それは、バスケットボールの場面ばかりでなく、「高校生活での様々な場面」に当てはまります。こうしてたくさんの経験を得ておけば、志望理由書やその他の書類に「その経験を十分に表現」すれば良いのです。
AO入試1次審査に合格すると、2次審査の面接が待っています。面接の準備で有効なのは、模擬面接でした。聞かれそうな質問を想定して、繰り返し練習すれば回を増すごとに上達し、自信にも繋がります。また、想定した質問と本番での質問がまったく同様でなかったとしても、模擬面接を繰り返すことで応用力も身に付くのではないのでしょうか。
面接本番では、リラックスして「これから自分が慶應義塾で何をしたいか」ということを、存分にアピールするとことです。しかし、決してバスケットボールに関することを前面に出すのではなく、「先ずはしっかりと学業に励み」、その上でバスケットに取り組むという、「しっかりと文武両道を両立させるという姿勢」で面接に臨むことが重要だと思います。
受験にあたっては、準備などのプレッシャーを感じることもあるかもしれませんが、「絶対に合格する」という気持ちを忘れずに、最後まであきらめずに頑張ってください。