2009年度 塾内進学: 野呂昇平

学部:法学部法律学科
出身校:慶應義塾高等学校

<バスケットボール部について>

私達バスケットボール部は、週6日で2~3時間/日の短時間に集中した練習を行っています。部員全員が、「勝利」というチームの目標を達成するため、全力で練習に取り組んでいます。
練習中は、ひとつのシュートやパスまで注意を行きわたらせ、コーチ・先輩からの指摘などの声がいつも絶えないほどの内容の濃い練習となっています。
練習時間は短いですが、その分自分の時間を作れるので、自主練習やウェイトトレーニングなどに励むことができ、高校にはない大学独特の「時間」をそれぞれの部員が自己管理の下、有意義に過ごしています。
今年度は、「自立から勝利へ」というスローガンの下、メンバー一人ひとりが個人の役割を理解していることから、チームの組織力もとても高いものとなっています。そして、先輩と後輩の縦のつながりの深さも、慶應義塾というチームの大きな特徴といえるでしょう。練習中は厳しい先輩も、コート外では優しく接してくださいます。
また、文武両道を目指したいという人にも、このチームは最適といえます。学業優先なので、練習で授業に出席できないということがない、つまり学業がおろそかになることはありません。
高いレベルでの学業とバスケットボールの両立が実現できるのは、慶應義塾だけでしょう。

<内部進学者へ>

内部進学の最大の利点は、なんと言っても大学受験がないことでしょう。受験勉強に縛られることがないので、時間を自由に使うことができます。
私の場合は、車の免許を取得し、ウェイトトレーニングなどに時間を費やして大学進学の準備をしました。また、塾内のつながりを活かして早い段階から大学の練習に参加したことで、大学のバスケットボールに慣れることも可能です。入部を考えている人は、一度練習に参加してみてください。
また、入部を決心している人や、入部を選択肢に入れている人は、早い時期からウェイトトレーニングなどで体作りをしておくといいと思います。大学では、高校以上にフィジカル面でハードになってくるので、時間のあるこの時期に準備をしておくことをお勧めします。
本塾のバスケットボール部において、内部進学者の存在はチームを作り上げていく中でとても重要です。その理由は、内部進学の皆さんには「高校で培ってきた慶應バスケット」を、外部入学者に是非伝えていって欲しいと思います。
日本一のチームを目指すためは、内部進学者が重要な役割を果たしているのです。
内部進学者のみなさんは、大学入学までの自由な時間をどう使うかが重要になってくると思うので、そのためにも今ある時間を有効に使い「大学生活をどのように送るのか」をよく考えて欲しいと思います。