学部:環境情報学部
出身校:佼成学園高等学校
<志望動機>
私は将来、「スポーツを通じて社会に貢献できる人間になる」という夢を実現し、また、自らの目標である「文武両道」を達成するために、この慶應義塾大学の環境情報学部を志望しました。
私がこの学部を志望した具体的な理由は、以前から「スポーツに関する学問」を学びたいと考えており、大学生活で学んだことを生かし、将来先導的な立場で社会に貢献できるような人間になりたいと思っており、主にスポーツ用サポーターなどの補助具を製作・開発してみたいと思っていたからです。
これだけならば他大学でも学ぶことは十分可能ですが、総合政策学部と環境情報学部の最大の特徴である「学びたいことは何でも学べる」「文系・理系の区別なく勉強できる」というシステムが、私が当学部を志望した大きな要因です。
さらに言えば、慶應義塾大学でしか学べない精神や考え方を体得したいと思い、そして、上にも述べましたように学問とバスケットボールの両方において高いレベルで「文武両道」を実践したいという希望に叶う大学が、慶應義塾大学環境情報学部だったからです。
<受験準備>
AO入試は、1次審査では書類による選考、2次審査では面接による選考があります。
私の場合は、Ⅰ期は書類選考で不合格となり、Ⅱ期での入試を経てようやく合格することができました。
AO入試で最も重要なことは、「いかに自分自身の将来のビジョンをしっかりと持てているか」だと、私は考えています。これは、試験を受けるにあたって作成する様々な書類、そして面接での受け答えなどに対して、いわば根幹に当たる部分です。この部分が、ブレたり曖昧になったまま志望理由書などを提出してしまうと、選考する側の人に「自分のやりたいことがわかっているのか?」などという疑問を抱かせてしまいます。
そのために、志望理由を考える際には、自分のやりたいと考えていることに比重を置いて整理しながら考える事が良いと思います。そして、気をつけなければならないのが「~を学びたいので、環境情報学部を志望した」というように学問に重点を置くということ、さらに、「なぜ、慶應義塾でなくてはならないのか」ということを、具体的に説明することがとても重要になってきます。以上に述べたことを、志望理由を書く際に一貫して通すことが大切です。
2次審査の面接では、約30分間の面接が行われます。この面接では、主に面接官の方々が志望理由について質問するのに対して、受験生の皆さんが答えるといった形をとります。
ここで重要になってくるのが、事前に自分の志望理由に関する質問を自ら想定してから下調べを行い、面接官の方が聞いてきた質問に対して、しっかりと答えられるかということです。この「下調べ」のプロセスを怠ってしまうと、「熱意が足りない」と判断されてしまいます。ですから面接試験までには、自分の志望理由に関する事柄を、インターネットや本を読むなどしてしっかりと調べ上げ、十分理解しておく必要があります。
私の場合は、将来自分が実現したいと考えている事業と同じような会社を訪問させて頂き、「現場の方々が、どのような仕事にたずさわっているのか」などのお話を伺うことができました。実際の面接では、その体験が自分の中で自信につながり、スムーズに話すことができました。
また、実際の面接に向けては、実践練習ができる場も設けて、そこで自分の考えをしっかりと丁寧に伝える練習もします。
本番の試験には、練習では想定しなかった質問や並々ならぬ緊張があるかとは思いますが、最後まで諦めずがんばってください!!
<バスケットボール部について>
本塾のバスケットボール部は、現在最もレベルの高い関東1部リーグに所属しています。今年は、春のトーナメント優勝・慶早戦勝利・秋のリーグ戦優勝・インカレ優勝という高い目標を掲げ、それを達成するために部員一人ひとりが練習に励んでいます。
本塾バスケットボール部の特徴として、個人に頼らずチーム全体の総合力で勝つことを目的としているということが挙げられます。そのため、チーム全体を通して非常に絆が深く、固い結束力で結ばれています。
また、バスケットボールの技術だけでなく、社会性や人間性においても高いレベルへ成長できる非常に優れた環境だと私は確信しています。