2011年度 AO受験2期: 吉川治瑛

学部:環境情報学部
出身校:世田谷高等学校

<志望動機>

私は、志望大学を決める時から、「父親が経営している建築業を継ぎさらに成長・発展させる」という夢を実現させるための勉強と、「バスケットボールを高いレベルでやりたい」という考えがありました。
慶應義塾大学の環境情報学部では、「文武両道」をモットーに文系・理系に関係なく自分が学びたい事を自由に学ぶ事ができます。私の夢実現のために建築学や経営学、作業中に身体にかかる負担等を学ぶ身体学等、様々な分野の勉強に取り組みたい私からすると、この学部はとても魅力的でした。
また、環境情報学部のもう一つの特徴は、コンピュータです。環境情報学部では、コンピュータに詳しくない私のような人でも基礎から学べます。「これからのIT時代において、仕事にはコンピュータ技術は欠かせない」と考えている私にとって、うってつけのキャンパスでした。
バスケットボール部に関しては、全国トップレベルの実績があるチームであり、チームや個人の目標が明確化され、部員やスタッフ一人ひとりが高い意識を持って練習や試合に取り組んでいます。慶應義塾の試合を観戦した時、個人の能力のみで戦う他大学とは違い、チームが一丸となって全員の総合力で戦っており、自分もこのチームの一員としてプレーしたいと強く感じました。
以上の事を踏まえて、私は慶應義塾大学を志望しました。

<受験準備>

私が考えるAO入試で重要な事は、「何故、慶應義塾大学に入りたいのか?」「入ってから何を学びたいのか?」「他大学ではダメなのか?」ということに対して、「自分が将来やりたい事」と強く結びつけることです。そのためにまず、自分と向き合って「自分の将来」を深く考える必要があります。「自分の将来」が決まれば、後はそれを環境情報学部で学べる事や、SFCの特徴と絡めながら文章化していく作業になります。
また、一次審査では志望理由書以外にも多くの書類を作成し、二次審査での面接ではその書類から質問されるので、書いていく段階でしっかりと頭に入れておく必要があります。
面接については、自分の書いた志望理由書を細かく深いところまで調べて、どんな質問をされても焦らず答える必要があります。質問の大半は、志望理由書の内容から出題されるからです。
さらに、志望理由書以外の質問をされることがあるので、模擬面接を繰り返し行い、対応できるようする必要があります。面接では、自分の慶應義塾大学に絶対入りたいという熱い気持ちを確実に伝えることが、一番重要だと思います。

<バスケットボール部について>

慶應義塾大学のバスケットボール部は、チームの団結力が他大学と比べてはるかに優れていると感じています。それは試合を観てもあきらかであり、能力の高い相手にもチームの総合力で勝利を勝ちとっていきます。練習中も常に全員が向上心を持ち、全員で盛り上げながらとても良い雰囲気でバスケットボールに打ち込んでいます。
また、バスケットボールの技術だけではなく、人間として身体的にも精神的にも大きく成長できる最高の環境だと私は思います。