2012年度 一般受験: 桑原竜馬

学部:経済学部
出身校:厚木東高等学校

<志望動機>

私が、本塾を志望したのは高校2年生の冬ごろでした。きっかけは、志望校がぼんやりとしか決まっていなかった私に、本塾バスケットボール部の先輩が、本塾の受験を勧めてくださったことです。
私は、高校時代から勉強とバスケットの両立をモットーとして過ごしてきました。練習から帰ってきて疲れていても机に向かって勉強するようにし、試合前日も予備校の授業を受けていました。また私のチームは、僅かの差でインターハイ出場を逃し、私は高校バスケで燃え尽きることができずにいました。
そんな私にとって、文武両道の志を持つ集団である本塾のバスケットボール部は、とても魅力的でした。大学4年間、素晴らしい環境でしっかり勉強をして、伝統のあるバスケットボール部で日本一を目指したいと思い、志望しました。

<受験準備>

本塾の入学試験では、学部を問わず英語の配点が高いことが大きな特徴としてあげられます。私の第一志望であり、現在の所属学部でもある経済学部は、受験科目3科目の合計点の半分近くを英語が占めています。
そのため、本塾の入学試験を突破するためには、英語力を高めることは必須と言えます。また、本塾の英語の入試問題は長文問題が主に出題されますので、単熟語や英文法などの基礎を早めに固めて、なるべく多く長文読解の演習を行い、多読力・速読力を強化することが肝要です。そこで有効なのは、音読です。私は、その日に読んだ英文すべてを、寝る前に5回ずつ音読していました。毎日続けていくうちに、だんだん早く読めるようになるはずです。
私は、経済B方式の世界史受験だったのですが、歴史事項の浅い理解では太刀打ちできない問題が多いです。一問一答形式の知識を増やすことはもちろん、教科書を何度も読み込んで歴史の流れを頭に入れること、用語集のすみずみまで目を通して細かい事項まで覚えることなどが必要です。問題集は、色々なものに手を出すより、答えを覚えるくらい同じものを繰り返しやる方が良いです。
本塾の歴史の入試対策として最も有効なのは、過去問研究です。過去問研究を行うことで、どの時代・どの地域が良く出題されるかが、わかるはずです。よく出題される範囲を重点的にやることで、効率の良い対策ができます。
小論文に関しては、配点が低いため対策をせずに受験する人も多いと聞きますが、本塾が第一志望ならば、しっかり対策することをおすすめします。書き方さえわかってしまえば、得点源にできる科目なので、学校の先生に添削してもらうか、もしくは予備校の講座を受けると良いと思います。
最後に、どの科目にしても本塾の入学試験では、私立大学トップレベルの問題が出題されます。本塾を志望する受験生は、まず過去問に目を通し、自分の実力と入試問題との距離を知ることからはじめましょう。
入試問題を10年分以上分析することで、大学側が出題するパターンやクセなどがわかってきます。そうすることによって、「自分には、何が足りないのか?」「自分は、何を伸ばせばいいのか?」ということが、わかるようになります。それが受験勉強です。
私は、夏休みの終わりごろに国体の予選があったので、本格的な受験生になったのは9月からでした。他の受験生から比べると、圧倒的に遅いスタートです。そんな私が本塾に逆転合格できたのは、効率の良さを追求した学習だったからだと思っています。 当たり前のことですが、限られた時間の中で効率良く勉強し、最短距離を行くことが合格への近道です。

<バスケットボール部について>

本塾のバスケットボール部は入部試験などがなく、塾生なら誰でも入部することができます。
そのため、内部進学・AO入学・推薦入学・一般受験入学など、様々なタイプの人たちがいます。
いろんなバックグラウンドを持つ人たちが、日本一というひとつの目標に向かって日々練習に励んでいる。それが、本塾のバスケットボール部です。 練習中は厳しい先輩方も、練習後などは優しく接して下さります。オンとオフの切り替えがしっかりした環境なので、毎日充実した時間を過ごすことができます。
日本一を目指して、これからも頑張っていきたいです。