2016年度 AO受験1期A方式:山﨑 純

学部:総合政策学部
出身校:土浦日本大学高等学校

<志望動機>

山﨑 純私は、将来「国際的なスポーツエージェント会社」を起業し、日本と海外をスポーツでつなぐ架け橋になりたいという夢があります。そして、海外に挑戦する若いアスリートを多く育成・輩出することで日本のスポーツレベルを底上げし、日本のスポーツ界を盛り上げたいと考えています。

この夢を実現するためには、あらゆる分野の学問を広く学ぶ必要性があるため、私は慶應義塾大学総合政策学部を志望しました。具体的に学びたい分野は、会社経営・語学・スポーツ・ITなどです。

文理融合学部のSFCには、他大学に無い多様な研究分野があり、私が目指す問題解決のための学問があります。

また、本塾のバスケットボール部は、関東リーグ1部(2016年当時)という非常に高いレベルに位置しており、高いレベルで文武両道を体現できると考え志望に至りました。

<受験準備>

志望理由書・面接に関わらず、AO入試において一番重要な部分は、「なぜ、SFCでなければならないのか?」「SFCで何を学びたいのか?」ということを、できる限り明確にして相手に伝えることだと思います。

そのためには、自分の夢や将来像を具体的に持ち、それを達成するために必要なことをSFCの特色とうまく結びつけることが重要だと思います。

受験準備は、なるべく早く始めることを強くお勧めします。私がⅠ期の書類準備を始めたのは5月上旬であり、比較的早く始めることができたため、ある程度余裕を持って一次試験の準備ができました。

一次試験は、書類審査によって合否が決定します。その中でも一番重要視されるのは、志望理由書です。志望理由書に書いた内容は、面接でかなり深く質問をされるので、できるだけ時間と労力をかけて作成すべきだと思います。

私の場合は、スポーツエージェントというあまりメジャーではない仕事だったため、関連するような記事をできるだけ多く集めることや、スポーツ関係の仕事に従事されている方に直接お話を聞きに行くことによって、知識量を増やしました。

このように、志望理由書の作成に多くの時間と労力を費やすことができれば、二次試験の面接の準備もスムーズに進めることができると思います。

二次試験の面接は、約30分間3人の面接員によって行われます。私の場合は、最初から最後まで志望理由書の内容をひたすら質問されました。難しい質問も数多くありましたが、事前に学校の先生方に協力してもらい、しっかりと準備をしていたので焦ることはありませんでした。

試験前の面接練習で感じたことは、「頭の中でわかっていても、実際に相手に説明することは難しい」ということです。そのため、先生や友達に協力してもらい、実践練習を何度も行うことが一番大切だと思います。

<バスケットボール部について>

本塾のバスケットボール部は、厳しいディフェンスからの走るバスケットをコンセプトに春シーズンは「早慶戦優勝」、秋シーズンは「インカレ優勝」という目標に向かって部員全員が団結しています。また、学生主体で取り組んでおり、一人一人がどうすればチームに貢献できるのか、ということを常に考え、日々質の高い練習を行っています。

更に、部員全員が学業との両立を目指しているので、非常に充実した学生生活を過ごせる環境だと実感しています。