2016年度 一般受験:山崎 多絵

学部:法学部政治学科
出身校:都立日比谷高等学校

<志望動機>

私が通っていた高校は、大半の人が国公立大学を志望するのですが、私は私立大学を志望していました。なぜなら、私立大学は生徒数が多く、且つ様々な受験方法を経て合格するため、多種多様な人生を送ってきた人々、自分とは異なる考え方をもった人々に出会うことができ、自分の視野を広げることができるのではないか?と思ったからです。
そして、私立大学の中でも日本に留まらず世界から優秀な学生が集まる「私学の雄」とも呼ばれる、慶應義塾大学を志望するようになりました。
また、3歳上の姉が慶應義塾大学に通っており、大学に入学してからの活き活きとした姉の生活を見ているうちに、私も同じ大学に入学したいと強く思うようになりました。

<受験準備>

高校の部活を引退するまでは勉強すると言っても、日々の予習復習・定期テストに向けた勉強だけで手一杯だったため、私が本格的に受験勉強を始めたのは部活を引退してからです。
しかし、私の高校ではバスケットボール部の引退時期は、他の部活に比べると半年ほど遅く、私が部活を引退した時には周囲の人とは大きな学力の差ができていました。その差を埋めるべく、部活を引退してからの約8ヶ月間は一心不乱に勉強しました。
どこの大学を受験するにおいても、一番重要な科目は英語です。私も英語を得意科目にするため、1日の勉強時間の大半を英語に割きました。
英単語の本は、2週間で1冊を覚えるようなペースで繰り返し、長文は、読み終わるまでのタイムを計り速読の力をつけていきました。そのおかげで、英語は受験期直前には、その他の科目の勉強不足をカバーしてくれるほどの得意科目になりました。
慶應義塾大学の入試問題の特徴ともいえる小論文は、実際にどのように採点しているのかは公表されていません。また、過去問では小論文がたとえ0点でも、他の2科目で合格最低点に達していたので、小論文で点数を採ろうとは考えずに過去問を数年分解くだけに留めました。

<バスケットボール部について>

入学当初、大学4年間を通して何か心から打ち込めるものが欲しいと思っていましたが、女子バスケットボール部に入ろうとは思っていませんでした。
しかし、練習を見学させてもらった際、自らで厳しい練習環境を作り上げ切磋琢磨している先輩方の姿を見て、「私もこの部活の一員になりたい」と思うようになりました。
入部してから毎日が反省の繰り返しですが、同じ目標を目指しお互いを高め合える仲間との日々はとても充実しています。