2017年度 AO受験I期B方式:甲谷勇平

学部:環境情報学部
出身校:東山高等学校

<志望動機>

私は、将来ウェアラブルセンサとスマートフォン等のアプリケーションを連携させ、特に高齢者・肢体不自由者等の歩行困難者の傷害予防と安全で安心な移動をサポートする会社を設立したいと考えています。
そして、私の出身地である京都府には、国内外から多くの観光客が来訪し、その中には高齢者も多数います。そこで、移動の安全性を確保する事で高齢者の観光客を増やし、さらには高齢者だけでなく外国人観光客を増やす事で日本の経済成長に貢献できると考え、傷害予防システムと移動案内システムを京都観光にも導入しようと考えています。
このような目標を実現するためには、様々な分野の知識が必要になってきます。その様々な分野の学問を、一つの学部で高い水準で学べる環境が慶應義塾大学環境情報学部には整っていると考えました。
また、私はレベルの高い関東でバスケットボールがしたいと考えていたため、高い水準で勉学とバスケットボールを実践し、文武両道を体現することができる慶應義塾大学環境情報学部を志望しました。

<受験準備>

SFCのAO受験は、1次書類審査・2次面接があります。
まず私が受験準備を始める際に取り組んだことが、「ネットや雑誌等でSFCに関する事柄を全て読む」ということでした。つまり、SFCを隅々まで理解するということです。
1次書類審査の中で、最も重要であるのが志望理由書です。志望理由書については、できるだけ時間をかけ、じっくり内容を吟味する必要があります。2次面接の際、志望理由書の内容をさらに深く質問されるため、志望理由書にはできるだけ時間をかけ、丁寧に作成することが重要だと思います。
内容としては、「なぜ、SFCでないといけないのか?」「なぜ、他の大学ではダメなのか?」「SFCでどんなことを学びたいのか?」といったように、SFCと他の大学を差別化し具体的な学習計画まで書かなければいけません。
私は、高校1年生の時にSFC受験を決意したため、じっくりと志望理由書の準備に取り組む時間がありました。その分、質の高い志望理由書ができたのではないかと考えています。
次に2次面接は、志望理由書の内容に関して、さらに深く追求する質問が30分間実施されます。面接では、志望理由書で書いた内容に対してさらに専門的な知識・関連する多くの幅広い知識が必要になってきます。
私の場合、とにかくネットや新聞・雑誌・書籍をたくさん読みました。図書館に1日こもっている時もありました。とても大変な作業ですが、この時に目にした文字や文章が、実際に面接で役に立った場面が多々あったので、大切な受験準備だと思います。
 そして、面接練習は回数を重ねる必要があります。多く面接練習したほど自分の弱点や課題が見えてき、それが自信につながり、面接の際堂々と発言できるようになります。

<バスケットボール部について>

本塾のバスケットボール部は、個人で勝負するチームではなく組織力で戦うチームです。スター選手が少ない分、チームの結束力で戦います。
そのため、泥臭い部分の徹底を追求しています。「ディフェンス・リバウンド・ルーズボール」といったように、派手なプレーではなく、地道な努力をするということです。
私は、そういった数字に表れない部分を徹底的に追求する本塾のバスケットボールが好きです。
 また、先輩と後輩の仲がとても良く、気軽にコミュニケーションが取れることも大きな特徴だと思います。