学部:環境情報学部
出身校:近畿大学附属高等学校
<志望動機>
私は将来、環境問題の解決に取り組むソーシャルビジネスの会社 を起業して、持続可能な社会づくりに貢献したいと考えています。
具体的には、環境問題の中でも地上のゴミ問題に着目し、ゴミを発生させるところから抑えるような取り組みを行います。その後、ゴミ問題だけでなく他の全ての環境問題解決に取り組めるような会社を設立しようと考えています。
環境問題解決をビシネスとして解決することにより、日本の経済発展と地球環境保全という二つの目標が同時に達成することが可能になります。
このような目標を達成するためには、ただ環境のことを学ぶだけでは到底成し得ず、他に起業や経済学、組織経営、その他様々な分野を学ばなければいけません。
幅広い分野で様々なことを学びたい私にとって文理融合型であるSFCは理想的だと考えました。
また、高校まで文武両道を実践してきた私は、大学でも文武両道を貫きたいと考えており、慶應義塾体育会バスケットボール部は、学業のみならず、部としての活動も高いレベルにあると考え志望に至りました。
<受験準備>
まず始めに、私が慶應義塾大学の受験を決心したのは6月下旬であり、他の受験者に比べかなりの遅れをとっていました。
しかし、この遅れは自分の努力と工夫次第で追いつけると信じ努力した結果、合格することができました。
一次試験は、志望理由書を含む書類審査によって合否が決定します。
その中でも一番重要視されるのは、志望理由書です。
志望理由書に書いた内容は、二次試験の面接で深く追求する質問をされるので、できるだけ時間と労力をかけて具体的に作成すべきだと思います。
また、2000字の志望理由書だけではどうしても全てを伝えるのが難しく、そこを補うことが出来るのが自由記述で、自分の伝えたいことをより丁寧に面接官に伝えることができます。
内容として一番重要なのは、
「なぜSFCでないといけないのか、他の大学ではダメなのか?」
「SFCでどんなことを学びたいのか?」
この二つだと考えています。
(これは面接の時も同様で、この二つをできる限り明確にして相手に伝えることができると面接官に好印象を与えることができると思います。)
次に二次試験の面接ですが、約30分の面接を3人分行います。
志望理由書に書いたことをより深く質問されるので、自分の志望理由の内容を十分に理解し、志望理由に関する知識をできるだけ蓄えた方がいいと思います。
それと同時に親や先生、友達などに協力してもらい面接の練習をすることをお勧めします。
最初は軽く練習し、ある程度回数を重ねスラスラ言えるようになったら今度は本番さながらの雰囲気で取り組みます。
本番と練習では雰囲気が全く違い上手く喋れないことがあります。
本番さながらの模擬面接の回数を重ね、場慣れしていくことが大切です。
最後に、私が面接で意識したのは「面接官と会話する」ことです。
面接官も人間で、ただの質問の受け答えだけだとあまり良い印象を受けません。
途中変わった質問が飛んでくることもありますが、「これだけは絶対に伝えたい」という軸を持って、思い切ってやれば結果はついてくると思います。
<バスケットボール部について>
本年度の本塾のバスケットボール部は、秋に行われるリーグ戦で1部復帰を目標において、その目標達成のために部員一人一人が自分の仕事を考えて日々鍛錬を積んでおります。
「独立自尊」を掲げ、部員だけで考えて問題解決にとり組んでいるのでバスケットボール技術だけでなく、その他得られるものは多くあると思います。
また、学業においても高い意識で取り組んでいるため、文武両道を体現でき、より充実した大学生活を送ることができます。