2019年度 一般入試:松下花会子

学部:文学部
出身校:小山台高校

<志望動機>

受験勉強を始めた時から私立文系と決めていた私は、まず文学部のある私立大学に注目しました。さらに、やるなら目標は高く持つべきだと考え、私立の難関校である慶應義塾大学を志望しました。具体的には、国語の代わりに小論文があったり、英語は辞書持ち込み可であったりと他とは異なった本塾の受験形式に興味を惹かれました。また、私の担任の先生が本塾の出身であり、勧めてくれたことも志望した大きな理由です。
本塾の文学部は、1年次は専攻を決めず広く学ぶことができます。今まで専門的に学びたい学問や将来の夢を考えていなかった私にとって、視野を狭めず多くの選択肢を残すことのできるこのシステムはとても魅力的でした。以上のことから、私は本塾の文学部を第1志望に決めました。今は文系科目に限らず幅広い科目を受け、何が自分に1番必要か、何を自分は学びたいかを探すことができています。

<受験勉強>

私が受験勉強を始めたのは部活を引退してからです。多教科を満遍なく勉強する必要のある国立受験よりも、少ない科目を極める私立受験の方が自分の性に合っていると考え、私立文系と決めました。塾に通い始めたのも引退の頃からで、慶應大学を第1志望としていたため小論文と英語の2つを取りました。小論文は週に1回の塾の時間だけと決め、自分の時間は英語と日本史に費やしました。夏休みに英語は単語と長文、日本史は同じワークを繰り返し解きました。
夏休みを過ぎた頃から、自分の中で中だるみの期間がありました。そこで助けとなったのが学校の友だちです。恵まれたことに、私には同じレベルの志望校でかつ自分よりもいつも1歩前をいく友だちがいました。そのため、その子たちに追いつくためにもサボっていられないな、という気持ちで勉強することができました。また、受験前日まで学校でその子たちと一緒に勉強できたことも良かったです。休日に1人でなかなか勉強できなかった私は、平日に学校でみんなと残ることで勉強時間を稼ぐことができました。
「受験は団体戦だ」とよく言われますが、私はまさにその通りだと思います。互いに分からないことを教え合い、時には気分転換もしつつ、同じ目標を共有する仲間が大切です。私1人では絶対に成しえなかった目標は、家族や友人がいたからこそ達成することができました。受験に勝つ1番の方法は共に闘う仲間を見つけることだと思います。

<バスケットボール部について>

私は高校時代週6日部活動がありバスケットボール中心の毎日でしたが、引退試合で自分の力を出し切れず悔しい思いが残ったまま引退してしまったので、大学でもバスケットボールを続けたいと思っていました。また、やるからには楽しむだけのためにやるのではなく、真剣にバスケットボールに取り組みたいと思い体育会への入部を検討していました。
新歓や体験練習会で女子バスケットボール部の雰囲気に強く惹かれ、自分もこのチームの一員としてプレーしたいと思い入部を決意しました。
この環境で仲間と共に高みを目指す4年間は自分の人生の中でかけがえのないものになると確信しています。