2020年度 塾内進学(女子高):小菅千恵

学部:環境情報学部

出身校:慶應義塾女子高校

 

<志望動機>

私は慶應義塾中等部・慶應義塾女子高の6年間バスケ部に所属していましたが、高校で引退したときには大学でバスケを続けることも体育会のマネージャーになることも全く考えておらず、好きなように大学生活を送ろうと考えていました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって自粛生活を強いられることになり、4年間をどう過ごすか改めて考え直す時間ができました。できる限り多くのサークルや体育会のオンライン説明会に参加して、自分に最適な場所を見つけ出そうと奔走する中で、原点に立ち返り「自分はバスケが好きだ」ということを再確認することができました。高校までプレーヤーとして培った知識と高校でも主務を務めていた経験を生かそうと考えたときに辿り着いたのが体育会バスケットボール部のマネージャーという選択でした。

この時点で既に5月、慌ててオンライン説明会に参加させていただいたところ、とても雰囲気が良く、「私の居場所はここだ!」と直感し入部を決意しました。遅れて入部することに不安はありましたが、高校まで共にプレーしていた先輩がフォローしてくださったことですぐに打ち解けられました。

<入部までの時間の過ごし方> 

大学入試がない分、引退後にたくさん時間があることが内部進学の最大の利点であると思い、現役時代は時間がなくて取り組めなかったことをやろうと意識して過ごしていました。学校行事の実行委員を務めたり、友人と遊びに行ったり、趣味に没頭したり、たまにバスケの練習を覗きに行ったりと自由気ままに過ごすことで、今までに出会ったことがないものに触れる機会が増えました。結果として、自分の新しい一面を知ることができ、視野も広がったように思います。できる限り自分の欲求に任せて生活することをお勧めします。そして、ここまで自分のために時間を使える機会は少ないと思うので、自分磨きに時間を費やすことも大切だと感じました。

また、時間に余裕があるため、将来について考えることができました。自分が本当にやりたいことは何なのか、そのために必要なことは何か、やるべきことは何かなどと細かいところまで考えておくことができたので、長期的なスパンでスケジューリングができました。今、やらなければならない事が明確化しているので部活と勉強の両立が以前より容易になっていると感じています。大学入学までの時間は、考える時間に充てることを強く推奨します。

<バスケットボール部について>

慶應義塾体育会バスケットボール部の良い点は、コーチングスタッフやOB・OGなど多くの方々のお力添えをいただいて活動している中でも、学生主体で活動する部分が多いところにあると感じています。私は中等部と女子高ではプレーヤーとしてバスケに携わっていましたが、大学でスタッフとして携わるようになり、学生が主体となって組織活動のさまざま側面を企画・運営していることをより強く魅力に感じるようになりました。

そして1番の魅力は、全員が一つの目標に向かって切磋琢磨して練習している姿にあると思います。このように目標に向かって泥臭く練習に励むことができるのは大学生が最後のチャンスになると思うので、4年間の大半を過ごすのに最適な環境だと感じています。