2020年度 指定校推薦:阿部七奈子

学部:商学部

出身校:都立三田高校

 

<志望動機>

私が慶應義塾大学を志望した理由は2つあります。1つ目は、自分と向き合い、更に成長していくうえで最適な場であると考えたからです。高校生活を送る上で、常に文武両道を意識して生活していました。それを継続させ、大学生活において更に磨きをかけるために自分に必要なことを考えた結果、慶應義塾大学が最適な場であると思い志望しました。慶應義塾大学は学生のレベルも高く、受験当時は不安な気持ちもありましたが、その中で刺激をもらい努力していくことが、自分が成長するうえで最も良い道であると考えました。

2つ目は、慶應義塾大学の「独立自尊」の理念がとても印象に残ったからです。自他の尊厳を守り、何事も自分の判断・責任のもとに行うことを意味する「独立自尊」の精神に魅力を感じました。

また私が商学部を志望した理由は、本学部の基本理念にあるように、経済社会現象に対する自主的関心と豊かな発想をもって体得した商学の知識を積極的に問題解決に適用し、社会に貢献していきたいと思ったからです。本学部で学ぶ知識は、将来様々な分野で生かすことが出来ると考えています。

<受験勉強について>

私が指定校推薦を意識し始めたのは、高校3年生からです。

それまでは、毎回の定期試験において、学年順位で1桁をとることを目標に試験に臨んでいました。試験期間に限らず、普段から通学時間を利用して英単語や暗記科目を学び、理系科目は試験前に多めに時間をとって問題集を何周も解いていました。ひとつひとつを深く理解しアウトプットできるようにすることを意識した予習・復習の積み重ねが自分にとって最も良い勉強法だと気づき、継続することで結果が伴ってくるようになりました。この勉強法を確立するうえで最も大切なことは、生活リズムを崩さないことです。徹夜で勉強したり、睡眠時間を無理に削ったりすることはせず、決まった時間内でいかに集中し、質の良い学習ができるかということに重点を置きました。

受験日が近づくにつれて、学年全体に緊張感が増していくなか、自分は指定校推薦という形で慶應への合格が決定していました。しかし、センター試験を受けることは決まっており、それまで積み重ねた学習を無駄にせず自分のベストを尽くすために、気を緩めず周りの皆と同じように朝・放課後は学校で勉強を続けていました。センター試験本番は思うようにいかない部分もありましたが、自分自身やりきったと感じたので。これらの経験は自分にとってとても大きな財産となっています。

<バスケットボール部について>

私は小学4年生の頃にバスケットボールを始め、中学・高校とバスケを続けてきました。

中学時代は毎日部活があり、バスケ中心の生活を送っていました。自分のバスケの基礎は中学で培われたものであると思います。中学3年間を過ごし、高校からは新たな環境でバスケを楽しみたいと思い、都立高校への受験を決めました。私の通っていた高校では、体育館を使える回数が少なく、思うように練習ができない時期もありました。しかし、そのような環境のなかで、どうすれば勝つことが出来るのか、どうすればチームメイトのモチベーションを高められるか、ということをキャプテンになってから常に考えるようになり、更にバスケの奥深さや楽しさに気づくことが出来ました。

それらをさらに追及するためにも大学でバスケを続けたいという思いがありました。やるからには真剣に、自分にとって価値のある4年間にしたいと考え、体育会バスケットボール部への入部を決めました。

現在は、入学前に練習体験をした時から感じていたチーム練習の雰囲気の良さや、学年関係なく発信し合い全員で練習を作り上げていくチームスタイルのなかで、充実した生活を送っています。

これから多くの時間を共に過ごす仲間と切磋琢磨し、互いに高め合いながら充実した4年間を過ごしたいです。