2020年度 一般受験:山口智大

学部:文学部

出身高校:海城高等学校

<志望動機>

私が慶應を志望した理由は大きく分けて二つあります。一つ目は、様々な分野で高いレベルの講義を受けることができるからです。慶應義塾大学には、私立大学の中では最難関と言われる一般入試は勿論、AO入試やFIT入試などの狭き門を突破した、多岐にわたる分野の優秀な学生が全国から集まってきます。そのような学生たちと共に高いレベルの講義を受けられることは、自分にとって非常に魅力的に感じました。さらに、慶應義塾大学という環境は、授業外の時間でも強い刺激を受けることができると考えました。そして、もう一つの理由は、2019年度の第77回早慶戦を観戦して、このチームの一員としてコートに立ちたいと思ったからです。

 

<受験準備>

高3の6月まで部活をやっていたため、クラスメイト達からは半年ほど遅れて、本格的な受験勉強をスタートするという状態でした。私が受験すると決めた学部(入試方法)は、慶應の経済学部A方式、商学部A方式、文学部、総合政策学部(英数)、環境情報学部(英数)のみであったため、国語の勉強やセンターの対策は一切しませんでした。入試を受けるにあたり、数学を使うかどうかはかなり悩みましたが、高2の冬頃の私の成績の中で最も良かった科目が数学であったため、数学を利用するA方式を受験することにしました。

私は1週間程度ごとにおおよその学習計画を立てて勉強を進めました。その週に何時間程度勉強するのか、各教科をどの曜日に何時間程度割り当てるのかを決めると良いと思います。私は常に英語に重きを置いていましたが、特に夏休み中は1日に13時間勉強するとしたら9時間は英語に割いていました。慶應は英語の得点配分が大きいという特徴があります。英語に不安があるという方は、歴史などの勉強時間を削って英語の基礎を固めることを優先させるというのも一つの手だと思います。また、英語と数学の過去問は10月ごろから、日本史の過去問は11月頃から解き始めました。

 

<各教科の勉強方法について>

先述した通り、慶應を受験する上で最も重要なのは英語です。ワード数が比較的多く何度も読み直す時間が無いため、ある程度の速読力と精読力が要求されます。細かい勉強法については各々に適した勉強方法を見つけることが重要だと思いますが、個人的には過去問を上手く使うことが大切だと感じました。私は法学部以外の過去問を問題演習も兼ねて、用意できる分だけ解きました。異なる学部の入試問題であったとしても、似たような傾向の問題が見られたり、全く同じイディオムが問われたりすることがありました。また、SFCは文中や選択肢内の単語の難易度が高いため、過去問を解いていて自分の単語帳では網羅しきれていないと感じたら、少しマニアックな難易度が高めの単語帳に触れてみるのもいいかもしれません。

日本史は一問一答と用語集を中心に勉強しました。国立大学に比べれば単語知識のみを聞いてくる問題が多いですが、法学部や経済学部、文学部(日本史)では論述問題が出題されるため、語句のインプットのみでは対応しきれません。一問一答に対応するものでも良いと思うので、問題集を通してアウトプットを行い、流れを説明できるようにすることが大切だと思います。「~年に~が起こる」とだけ覚えていても、流れを説明する問題や、月単位の年代配列問題などでは完答できません。

小論文対策に関しては、SFCの小論文は他学部の小論文とは全くの別物なので、SFC以外の学部の小論文対策に限定して勉強方法をご紹介いたします。結論から言うと私は、小論文は学校で組まれていた講習のみで対策を行いました。あまり差がつかない科目と言われることも多いですが、苦手意識がなくなる程度まで過去問演習から添削の流れを繰り返しました。所謂ネタ本というものを読んでも良いかもしれませんが、日常的に時事問題をニュースなどで把握すれば十分だと思います。また、学校の授業中に触れた現代文や英語の問題の内容を、小論文の過去問を解いている時に見かけたりすることもありました。小論文に大きく時間を割く必要はありませんが、常にアンテナを張っておくのは大切かもしれません。

他にも、勉強する環境も大切だと思っています。私は学校に近い場所にある、いわゆる大手では無い塾に通っていました。その塾の自習室はとても居心地が良く、朝から晩まで同じ場所で勉強し続けることができました。受験生の皆さんも自分が勉強しやすい場所を見つけることをお勧めします。自室でやるのはダメ、喫茶店でやるのはダメ、といった意見を耳にすることもありますが、これに関しては本当に人それぞれだと思うので、自分が集中して勉強できる環境であればどこでも良いと思います。

以上が主に私が実践していた勉強方法です。少しでも受験生の皆さんの役に立てば幸いです。

 

<バスケットボール部について>

本塾のバスケットボール部は学生主体となっており、各々が「チームに貢献するにはどうしたら良いか」を追求することによって、質の高い練習を行っています。

また、学業の面においても高い意識で取り組んでおり、文武両道を目指し日々活動しています。もちろん、大学の部活なのでハードな一面もありますが、その分自分を大きく成長させることができる環境です。