2021年度 一般入試:石倉史菜

学部:文学部

出身校:都立国立高校

<志望動機>

私はもともと私立文系を志望しており、その中でできるだけ上を目指して頑張りたいという思いから慶應大学を受験することにしました。文学部を志望した理由としては、将来やりたいことが具体的に決まっておらず、この学部なら様々な選択肢を広げられると思ったからです。文学部は、2年次の専攻選択に向けて1年生の時は色々な分野の授業を受けられるため、将来何をしたいのか明確に決まっていない人にはとても合っていると思います。実際にここまで授業を受けてきた私も、専攻選択に向けて少しずつやりたいことが定まってきたと感じています。私は、志望校を決める上で知り合いの先輩や塾の先生など沢山の方に相談したことがとても良かったと感じているので、これから決める人は色々な人の意見を聞いた方が良いと思います。

<受験勉強>

勉強法については人それぞれだと思うので、参考程度に読んでいただけると幸いです。受験勉強を終えた私が一番大切だと感じることは、基礎固めです。私は夏休みまでに基礎固めを終わらせることを意識して、日々の勉強スケジュールを立てました。私は、「システム英単語」(単語)、「頻出英文法・語法問題1000」(文法)、「ポレポレ英文読解プロセス50」(精読)などを英語の基礎固めとして使っていました。色々な参考書に手を出して中途半端になるよりも、これと決めた参考書を一つ完璧にする方がいいと思います。国語は、夏までに古文、漢文の単語や文法をしっかり覚えることがとても大切です。正直使う参考書は何でも良いと思いますが、私は学校で配られた教材を使って覚えていました。世界史は、まず教科書などを何度も読んでインプットし、夏休みくらいからアウトプットを始めました。アウトプットとして使っていたのが東進の一問一答で、これは基礎から応用まで一冊にまとまっていて勉強しやすいためオススメです。歴史科目は、単語の丸暗記ではなく、因果関係を頭に入れて「流れ」で覚えることが一番重要だと思います。受験勉強をしていると、周りの人が難しい参考書を使っていたりして焦ることもあると思いますが、基礎があってこその応用です。基礎固めを早めに終わらせて、+αの参考書や過去問演習に時間を使えるといいと思います。

<バスケ部について>

私は小学校から高校までバスケをやっていて、別のスポーツをしてみたいという思いもあったため、大学で体育会のバスケ部に入ろうとは考えていませんでした。ですが、同じ高校のシキさんから誘って頂いて練習体験に行ったり、どういう大学生活を送りたいのかを考えたりしたときに、やっぱりこの体育会でバスケを続けたいなと思うようになりました。最初は不安などもありましたが、今はレベルの高い環境の中でバスケをすることに楽しさを感じています。そして何より、本気でバスケと向き合い、目標に向かってひたむきに努力する一生の仲間と出会えたことをとても嬉しく思います。慶應義塾體育会女子バスケットボール部という、様々な面で自分を成長させてくれるこの環境で、仲間と切磋琢磨し合いながら充実した4年間を送りたいです。