2022年度 一般入試:中山璃音

学部:文学部

出身校:神奈川県立湘南高等学校

<志望動機>

私はなかなか志望校を確定できなかったのですが、高校3年生の春に私立文系として受験することを決めたと同時に、目標を立てるのならば高くしようということで、早稲田大学と慶應義塾大学のどちらかに合格できたらと考えを定めました。新型コロナウイルスの影響もありオープンキャンパスや三田祭に参加する機会がなく、私は受験日当日に初めて慶應義塾大学の敷地に足を踏み入れたのですが、その時以来「この大学に通いたい」という気持ちを強く持つようになり、合格後に迷わず入学を決めました。また文学部を選んだ理由としては、先輩方も述べられているように、幅広い分野の教養を学べるという点に惹かれたからです。将来の展望や長期にわたって携わっていきたいことが決まっていない私にとって、1年次に様々な内容の講義に触れることのできる文学部は魅力的でした。

<受験勉強>

受験勉強については参考程度に読んでいただけると幸いです。学習塾には高校1年生の初めから通い、英単語や古文単語といった基礎的な暗記はコツコツと進めていました。日本史の勉強は高校2年生の冬から始め、1回1回の授業で先生が話したことを全て暗記するということと、解答や単語を思い出すためのきっかけを多方向から作るという2点を特に意識していました。テキストに絵を書いたり、語呂合わせで覚えたり、というのが具体例です。高校3年生の10月に体育祭があったので、本格的な受験勉強を始めたのはその後からです。私は英語に苦手意識を持っていたので、とくに多くの時間を費やしました。その中でも音読は一番効果があったように感じます。授業で扱った長文の中で分からなかった単語の意味を調べ、また品詞に分けた構造分解で理解を深め、それを次の長文をもらうまで1週間音読していました。そうして基礎を固め、12月頃から赤本を使っての勉強を実践しました。ここまでつらつらと書いてきましたが、結局は1人で受かろうと思わないこと、先生やチューターに相談したり友達や家族と話をしたりすることが一番大切だと思います。

<バスケ部について>

私は大学でもバスケを続けようという気持ちをほとんど持っていませんでした。ですが、同期の知り合いに誘われて体験に行ったところ、コート外では優しく話しかけてくださった明るい先輩方がコートに入ると真剣にバスケに取り組んでいる姿に感銘を受け、入部を決めました。実際に入部してからというもの、練習中つねに声を出し仲間を鼓舞する、学生同士でプレーのアドバイスや指摘をする、チームのために何ができるかを考え行動する先輩方や同期の姿に日々刺激をもらい、自分自身の成長にもつながっていると感じています。その成長というのはバスケのプレー面ももちろんなのですが、人として精神面での成長が大きいです。素晴らしい環境の中でプレーができること、共に切磋琢磨する一生の仲間に出会えたことなど、入部から5ヶ月ほどしか経っていないのに既にいろいろなものが人生の財産となっています。これから4年間、さらに技術面や精神面でも成長し、自分もコート内外で刺激を与えられるプレイヤーになり、チームに貢献できたらと考えています。