2023年 指定校推薦:濱月綾菜

受験方式:指定校推薦

学部:商学部

出身校:長崎西高等学校

<志望動機>

私は、もともと小学校3年生まで東京に住んでいたので、関東の大学に進学し、多くのことを吸収したいと考えていました。部活の先輩方が指定校推薦で進学されたことを聞き、その中でも多方面において活躍する人材を輩出し、さまざまな分野の発展に貢献している慶應義塾大学への指定校推薦を意識し始めました。

私は慶應義塾大学が重んじている「実学の精神」に共感し、自らが現実を分析し、問題を解決する力を養いたいと考えています。少子高齢化に加え、人口流出率が高い長崎で育ち、危機感を覚えるとともに、日本全体の地方が同じような課題を抱えていると感じ、このような社会の現状を分析し、具体的に役立てる人材になりたいと思っています。

特に、マーケティングについて学び、専門性を取得するとともに、多彩な学問領域にまたがって研究が行われている慶應義塾大学で、地方の発展に貢献するという自分の将来の目標に向けて視野を広げていきたいと思い、志望しました。

<受験勉強>

私は、志望動機でも述べたように指定校推薦を意識して勉強に取り組みました。指定校推薦においては、先ず、校内選考を突破することが非常に大切です。

私が在学していた高校では、成績、学校生活態度、部活動、課外活動、資格などを総合的に加味した上で選考されます。その中で最も重視されるのは、3年生1学期までの評定平均、つまり定期テストの点数がそのまま成績に直結すると言っても過言ではありません。高校時代は朝練、昼練、放課後練に加え、テスト期間中も部活動があったため、限られた時間の中で、物事に優先順位をつけ、いかに効率的に取り組むのかが重要でした。そのため、日々の授業に集中して取り組むことは勿論のこと、予習、復習を徹底することを心掛けました。また、遠征の移動の際にバスに揺られながらチームメイトとテスト対策や課題に取り組んだことは今でも良い思い出です。

大学合格後も、毎日自習の時間があり、先を見据えて勉学に励みました。また、大学でもバスケを続けようと思っていたため、3月末まで高校の練習に行き、体力維持に努めました。今、高校生活を振り返ってみると、毎日の積み重ねがとても大事だと改めて実感しています。

<大学での学業、バスケ部での生活について>

高校卒業前に、一度練習に参加させていただきました。その中で、先輩方が主体となって、真摯にバスケに向き合って練習をされている姿を間近で見て、非常に魅力的な部活だと感じ、大学でもバスケをしたいという思いが強くなりました。練習では、頭を働かせるバスケをするので、日々試行錯誤し、自分自身の視野を広げながら貴重な経験ができています。

現在、部活動は週に5日、オフが2日もあるので、高校時代よりも大学生活は自由な時間が増え、心身ともに余裕ができました。同期と旅行に行ったり、優しい先輩方と食事に行ったりしてリフレッシュしています。

4年後、最高のひと時を過ごせたと思えるよう、これからも大学生活を目一杯楽しんでいきたいと思います。