2023年 指定校推薦:岡部愛

学部:薬学部薬学科

受験方式:指定校推薦 

出身校:宮城県仙台第二高校出身 

<志望動機>

私はもともと薬に興味があり、将来は薬に関する仕事に就きたいと考えていました。そのためには薬学部に進学して薬剤師国家試験に合格する必要があるため、薬学部を目指すことを決めました。慶應義塾大学薬学部では薬学の基礎だけでなく、より発展的な研究や知識を学ぶことができ、自分の将来の夢を実現できると考え、本塾の薬学部を志望しました。また、医療系三学部合同教育というカリキュラムもあり、学部内だけでなく他学部の学生と交流を深めることもできます。他にも、海外アドバンスト実習なども行っており、海外の発達した技術や知識を学び得ることができるのも魅力です。入学して半年以上経った今、慶應義塾大学薬学部に入学できて良かったなと感じていることは、研究の設備、学校の環境が非常に充実しており、自分のやりたいことに全力で打ち込むことができるということです。卒業まであと約5年と他学部に比べて長いですが、本塾の整った環境で、高め合える友と共に日々学び、精進していきたいと思います。

<受験勉強>

私は指定校高推薦で入学しました。指定校推薦で1番大切だと感じたのは3年間の高校の評定です。私自身高校3年生になるまで、指定校推薦を考えておらず、評定を気にせずに高校2年生まで過ごしていました。その結果、指定校推薦を使うと決めた時から定期テストの勉強に死に物狂いで励まねばいけなくなる状況になりました。この経験をした私から言えることは、指定校推薦を使うにしろ使わないにしろ、高校の評定は大事なので、毎日コツコツ勉強をすることが大切であるということです。高校の評定は高い分には決してマイナスに働くことはありません。いつどのようなことがあるか分からない以上、やりたいことが変わった時に、進みたい進路にまっすぐ突き進めるように、日々勉強を怠らず、後悔しない生活を送ることが大切だと考えます。

そして勉強するうえで私が1番大事だと思うのは、計画性を持って勉強に取り組むことです。計画を立てることによって自分が現時点でできないことを客観視することもできます。受験勉強においても、定期テスト勉強においても、全ての勉強において、計画性が最も大切なことであると考えます。

<大学での学業、バスケ部での生活について>

私が大学に入り、勉強するうえで心掛けていることは、やるべきことをリストアップして把握することです。レポートや課題の提出に追われる毎日の中で、このリストアップの方法はとても有効的であると感じています。また、隙間時間を無駄にしないことも大切だと考えます。大学では授業の時間割を自分で組むため、空き時間が高校生活に比べて圧倒的に多くなります。この隙間時間を有効活用できるかで大きな差が生まれると思います。

薬学部と体育会の両立は決して簡単なものではなく、時には何かを犠牲にしなくてはいけない時もあります。友達と遊びに行きたい、帰省して家族に会いたい、他にもたくさんやりたいことがあります。しかし、このような時間を勉強に充てている人はテストで良い結果を出すことができる、このような時間をバスケットボールに充てている人は上達して試合に出ることができる、と考えると、自分のためにもっとすべきことがあるのではないかという気持ちになります。今後、部活では学年が上がり、学業においてはより専門的な分野に入り、学業と部活を両立していくことがさらに大変になりますが、やるべきことの優先順位をしっかりとつけて、自分のペースで頑張りたいと思います。