2024年 内部進学(NY高):柳澤成誠

学部:法学部政治学科

出身校:慶應義塾ニューヨーク学院

※サイトの都合上、英文記事を掲載できなかったため原文はこちらから

〈志望動機〉

私は内部進学だったので、慶應義塾大学ではなく慶應義塾ニューヨーク学院を選んだ理由を中心にお話したいと思います。中国で育ち、上海のインターナショナルスクールに10年間通った私は、日本語や日本文化に触れる機会が限られていました。慶應義塾ニューヨーク学院は、私がこれまで経験したことのない、日本の伝統を探求し、「日本のライフスタイル」に浸るユニークな機会を与えてくれました。慶應義塾ニューヨーク学院で過ごした時間はかけがえのないものでした。同世代の仲間たちは、私が自分のルーツに適応し、より深くつながる手助けをしてくれました。
 体育会バスケットボール部に入った理由は2つあります。1つ目は、バスケットボールに情熱を持っていて、短い大学生活の中で選手として成長するために自分を追い込みたいと思ったからです。2つ目は、慶應義塾での経験が大きかったからです。私がプレーしたシーズンは2勝しかできず、自分が望んでいたような成功に貢献できなかった。その 「やり残した感 」が、体育会への入部を後押しした。ニューヨークで成し遂げられなかったことを、慶應義塾のチームで発揮し、チームの勝利に貢献したいです。
 

〈受験準備〉

 慶應義塾ニューヨーク学院への出願は、当初考えていたほど難しいものではありませんでした。日本語のテストはかなり基礎的で、数学の部分は中学生向けの中級レベルでした。一番難しかったのは英語のエッセイテストで、バイリンガル社会を理解することに重点を置いていました。出願を考えている人は、英語の作文力をつけることを優先することが肝要だと思います。
 中国やアメリカでは、学校は9月に始まり、6月下旬に終わります。2023年6月から2024年4月まで「ギャップイヤー」を楽しむというまたとない機会が与えられ、自己成長と探求のための時間をたっぷりとることができました。この期間で私は新しい場所を旅行しましたが、それ以上に重要だったのは日本語を学び、日本での生活に慣れることに集中したことです。10月に日本に引っ越して一人暮らしを始め、日本語のスピーキングとリスニングを上達させるためにアルバイトを始めました。しかし、4月にバスケ部に入り、長期の休みで少し日本語の練習不足になてしまったことが明らかになった。もしギャップイヤーをやり直すチャンスがあれば、バスケットボールの合宿に参加し、自分のフォームを維持することを選んだと思います。

〈バスケ部について〉

この数ヶ月の経験から、バスケ部に入ったことは完璧な決断でした。チームの環境は、先輩や後輩がとてもオープンで下級生をサポートしてくれます。上級生からのプレッシャーもなく、上級生とのコミュニケーションも取りやすい部です。コーチが 「役割分担 」という言葉で強調するように、チームのメンバーにはそれぞれ役割があります。選手たちは、練習中はハードワークし、練習後は楽しんでいます。スタッフは驚くほど献身的で、各選手の上達を助けると同時にチームの潤滑油のように機能しています。週6回の練習は厳しい時もありますが、ポジティブで生産的な方法で時間を埋めるのに役立っています。チームの一員であることは、私の大学での経験をより有意義なものにしてくれました。チームが成長し成功し続けるために、次の4年間も全力を尽くすことを約束します。