2024年 内部進学(SFC高):本多一朗  

学部:理工学部

入学方式:内部進学

出身高校:慶應義塾湘南藤沢高等部

〈志望動機〉

私は高校3年次に部活を引退し大学に入学して體育會バスケットボール部の練習見学に行くまで、體育會に入ることはあまり考えていませんでした。

一貫校のバスケ部が集まるバスケットボールフェスティバルというイベントでなんとなく体育会に対して高いハードルを感じていましたが説明会や練習見学に行ってみると、バスケに対して真剣かつ主体的に取り組む先輩方やそれを全力でサポートしてくださるOB・OGの方々の存在、恵まれた練習設備などに魅力を感じ體育會バスケットボール部に興味を持ちました。

私は慶應湘南藤沢中等部から6年間バスケットボール部に所属し中高どちらでも主務をやらせていただき、普段大学バスケを見ており関心があったことから、プレーヤーとしてチームに貢献するよりも主務の経験や大学バスケへの熱量を生かしてスタッフとして貢献できるのではないかと考えスタッフとしての入部を決めました。

〈受験準備〉

慶應湘南藤沢中・高等部の進学システムはよほど悪い成績をとらない限りほとんど全員が順当に進級、進学できるというものでした。湘南藤沢キャンパスや受験勉強のないカリキュラム、自由な校風など魅力が沢山ありますが、帰国性がかなり多いという特徴があります。

〈バスケ部について〉

まだ入部して半年も経っていないため大変恐縮ですが、私の感じる體育會バスケットボール部の魅力と部への想いの2点について述べさせていただきます。

私の感じる弊部の魅力は、前述した内容と重複しますがバスケに真摯に取り組む部員とそれを全力でサポートしてくださるOB・OGの方々、恵まれた練習設備が挙げられますが、さらに部員それぞれの価値観の違いがある中で切磋琢磨し同じ目標を本気で目指すことができる環境であるということもあると感じます。チームをよくするために個々人が頑張り、個々人が得意なことややりたいことをチームのために活かし、チームメイトとコミュニケーションを取りお互いを受容し、チームメイトと支えてくださっている方々とバスケットボールという競技の楽しさを分かち合えるという経験は、入部して半年も経っていない私にとってもかけがえのないものだと感じます。

次に私の部への想いについてですが、スタッフとして活動する中で、慶應湘南藤沢高等部のバスケ部で監督をしてくださっていた體育會OBの醍醐辰彦さんがよく仰っていた言葉を思い出します。それは「環境を言い訳にしない」と「準備が全てを決める」という言葉です。スタッフとして活動する中で、思い通りにいかないこともたくさんありますがその時によくこの言葉を思い出します。今の環境の中で最高の行動をできているのか、準備は完璧だったのかを考え、限られた制約の下でいかに創意工夫できるか、自分に問い続けられるかという点で自分の成長の場になっていると感じています。また、スタッフは選手にとっての環境を作り整える役割もあるため、ネガティブな表現にはなりますが、選手に環境のせいにされないような最高の環境を作り目標達成に貢献しようとすることにもやりがいを感じることができると思います。