受験方法:指定校推薦
学部:商学部
出身校:北海道函館中部高等学校
〈志望動機〉
私は小さい頃からバスケットボールが大好きで、情熱を持ってプレイを続けてきました。
そして、その中でバスケットボールの大きな可能性を感じることができました。
例えば、我が家はいわゆる転勤族で、私は6度の引越しを経験していますが、新しい土地でもバスケットボールを通じてすぐに仲間ができました。
また、函館で祖父母が通っている高齢者のチームの練習に行った際には、80代の方と一緒にプレイする機会があり、バスケットボールは生涯続けられるスポーツだと知りました。
さらに、障害があり、運動やはっきりと発音することが苦手な弟が、私の試合のビデオを楽しそうに見て、審判の真似をしながら「トラベリング!」と大きな声で発音したり強く笛を吹いたりできるようになっている姿に、バスケットボールを通じた療育の可能性も感じました。
こうした経験から、私だからこそ学ぶことができたバスケットボールの魅力を伝えるために、指導者として関わったり、年齢や障害の有無に関わらずバスケットボールを楽しめる場所を提供するビジネスも行いたいと考えるようになりました。
また、その事業を自分がお世話になった函館市をはじめ北海道で展開することで、少子高齢化が進んでいる地域を活気づけるお手伝いができたらよいと思っています。
このような将来の夢を実現するために必要なことを学び、バスケットボールにも全力で打ち込むことのできる大学を探していたところ、私の高校に慶應義塾大学商学部の指定校推薦の枠があることを知りました。
本塾商学部は、私が学びたいビジネス分野を幅広く網羅しており、最適な学部だと考えました。
バスケットボールに関しては、高校2年生の3月に函館から飛行機で横浜に行き、2日間練習に参加させていただきました。
綺麗な体育館と器具の充実したトレーニングルームを備えたお城のような日吉記念館では、先輩方が学業に全力で取り組みながらバスケットボールにも情熱を注ぎ、学生主体の練習を作り上げながらチームの目標達成を目指していました。
そのような先輩方の姿に心を打たれ、「私もこのチームでプレイをしたい」と強く思い、慶應義塾大学商学部の指定校推薦の受験を決意しました。
指定校推薦を選んだことで、インターハイ予選後に引退せず、ウィンターカップ予選にも出場し、さらに高校卒業直前まで部活に参加することができました。
〈受験勉強〉
私は高校時代、塾に通っておらず、週6日間部活動をしていたので、他の人よりも勉強できる時間が限られていました。
そこで実践していたのが、毎日職員室に行くということです。
授業が始まる前の朝の時間や昼休みのどちらかに教材を持って職員室に行き、授業の内容について先生方と話をしました。
授業でわからないところがあった時はそれを質問し、そうでない時は再度授業のポイントを確認しました。
こうしたコミュニケーションを重ねていくうちに、先生方が私のことを信頼して応援してくださり、先生方の方から授業内容を応用した知識や授業では触れなかった問題を解くコツなどを教えてくださるようになり、学びを深めることができました。
時折ALTの先生とも英語で会話をし、楽しいやり取りの中で英語力を伸ばすことができました。
それに加えて、当たり前のことを丁寧に持続させることも大切です。
これは意外と誰にでもできることではないと思います。
例えば、私の高校では毎週英文法の小テストがあったのですが、それで満点を取るために、問題集に取り組み、間違えたところを小テストの直前に2、3回程見直すということを毎週怠らずに行っていました。
さらに、解説を読んでもわからないところは先生や友達に聞くなどして、自分で解法を説明できるようになるまで考えました。
その結果、卒業まで3年間、満点を取り続けることができました。
小テストの評定への影響は定期テストに比べて微量かもしれませんが、この地道な努力のおかげで、定期テスト前に復習をする時間が減り、英検準一級に合格、さらには英語のスピーチコンテストでの連覇など、思わぬ効果がありました。
このような勉強を重ね、私は「3年間オール5」という成績をいただくことができました。
また、課外活動として、バスケットボールの地区大会での優勝や地域の中学校に勉強を教えに行くボランティア活動も積極的に行いました。
その結果、慶應義塾大学商学部の指定校推薦を勝ち取ることができました。
〈大学での学業、バスケ部での生活〉
大学に入ってからは、とても充実した日々を送ることができています。
学業に関しては、それぞれの分野で最先端の研究をされている教授からお話を聞くことができ、教科書だけでは学ぶことのできない視点や現代社会の様々な問題に対する考え方などを学ぶ機会があるため、非常に興味深く、高校とはまた違った勉強の楽しさがあります。
また、1年生の内に公認会計士試験に合格した同級生や、発音が難しい中国語を流暢に話す同級生など、レベルの高い学生に囲まれて、日々刺激を受けています。
バスケットボールでは、高校以上にハイレベルなフィジカルやバスケットボールIQが求められ、うまくいかないことも多いですが、優しい先輩方のアドバイスや学生思いのスタッフの方々のご指導のおかげで、少しずつ成長することができています。
学生自身が考えてチームを作り上げることの大切さを知れたことや、関東の大学に所属する有名な選手と戦えたことは、この部でしか経験できない貴重な体験だと強く実感しております。
さらに、どの大学よりも熱く応援してくださるOB・OGの方々に支えられ、整った環境の中で毎日全力で楽しくプレイさせて頂くことができ、青春を謳歌しています。
「学業と部活の両立は大変なのでは?」 と思う方もいらっしゃると思いますが、心配はいりません。
私は授業の合間に課題に取り組んだり電車の中で作業したりすることで両立できています。
また、わからないことや困ったことがあった時には部活の先輩方に相談し、ためになるアドバイスをいただくことができます。
部活の面でも学業の面でもまだまだ未熟者ですが、チームに貢献できるよう、そして理想の自分になれるよう、仲間と切磋琢磨しながら、「ワクワク」の気持ちを忘れずに日々精進して参りたいと思います。
拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。




