開催日:2019年6月22日(土)
会場: 早稲田アリーナ

<早慶戦ポスター・プログラム表紙>(クリックで拡大表示)

ポスター・プログラム表紙

 

<プログラム> (すべてPDFファイルで、別タブで開きます)

《 男 子 》

 1st2nd3rd4thTotal
本塾1515241771
早稲田大学1421141463

通算 38勝39敗

 

写真([ギャラリー]-[フォトギャラリー]-[第77回早慶戦])

男子戦ハイライト動画(別ウィンドウで開きます)

◆試合レポート:慶應スポーツ新聞会

◆ボックススコア
本塾
No.S選手PTSFG3FGFTREBASSTTOBSPFMIN
MAMAMAORDRTOT
4山﨑 純26815310120553100333.0
5髙田 淳貴1861628004593030439.0
6工藤 翔平4041312512172021130.0
7泉 友樹雄4220100022100018.5
8甲谷 勇平00202001120000311.5
9 寺部 勇佑0000000000000000.0
10岩片 悠馬2130002212141011226.0
11津野地 宥樹0000000000000000.0
12藤井 陽右0000000000000000.0
13山本 純平0000000000000000.0
14人見 快90038002460030225.5
15小澤 力哉0000000000000000.0
16水谷 祐葵80323222462101218.5
17蛇谷 幸紀0000100022001048.0
18肥田 大輝0000000000000000.0
19新井 悠生0000000000000000.0
20山下 卓馬0000000000000000.0
合計71174511364816476312210322200.0
早稲田大学
No.S選手PTSFG3FGFTREBASSTTOBSPFMIN
MAMAMAORDRTOT
1神田 誠仁0020000011000015.0
2香川 泰斗5240012011000018.0
7宮本 一樹1241116131451000131.0
8津田 誠人94140112611170111228.0
12土家 大輝102506691125010333.0
14柳川 幹也1513413121341100336.0
39桑田 裕平81313361452210228.0
41小室 悠太郎42602001781030431.0
合計63164863113241132431046117200.0

 

《 女 子 》

 1st2nd3rd4thTotal
本塾667625
早稲田大学34242928115

通算 26勝37敗

◆試合レポート

昨年度に引き続き、荘司ヘッドコーチをはじめとする強力なスタッフ陣の下で、新チームが始動した。本年度のスローガンは「丹青之信」。このスローガンの理念は、一人一人が感謝の気持ちと強い意志を持って最後までやり抜き、揺らぐことのない信頼関係を築くというものである。このスローガンを胸に、部員がお互いに指摘、尊重し合いながら、日々の練習に励んできた。
対する早稲田は、常に1部の上位であり、誰もがその洗練されたプレーに息を呑む。圧倒的な実力を誇る強豪校相手にどれだけ自分たちのバスケットが出来るのか?日頃の練習の成果が試される時である。
そんな本塾のスターティングメンバーは、#4梅木、#7頃末、#11小福川、#15眞尾、#21林だ。

<1Q>本塾 6-34 早稲田

早稲田ボールから始まった早慶戦、1プレー目から素早いドライブインを止められず先制点を決められてしまう。本塾は積極的にゴールを狙いに行くが、なかなかシュートを決めることが出来ない。ターンオーバーも続き、得点を重ねられる中、次世代エース#15眞尾が果敢なプレーでファウルをもらい、フリースローで初得点を得る。さらに同じく#15眞尾が3Pシュートを決め、会場を沸かせる。インサイドも負けじと攻めるが早稲田のディフェンスを破ることが出来ず、シュートを沈めることが出来ない。そんな中、怪我から復帰したばかりの#14武藤が#15眞尾のドライブインに合わせてミドルシュートを決める。さらに得点を重ねたいところだが、ミドルシュートがリングを捉えられない展開が続いた。また早稲田のシュートに対し、本塾がスクリーンアウトし、ディフェンスリバウンドに飛び込むも高さのある早稲田にボールを奪われ、セカンドチャンスを決められてしまう場面が続いた。実力を見せられる形で点差を離され、本塾6-34早稲田で第1Pを終える。

<2Q>本塾 12(6)-58(24) 早稲田

本塾のオフェンスからのスタート。序盤から#14武藤から#17ビディンガー、#15眞尾から#16西へのタイミングを計った鋭いアシストパスがあったものの、チャンスを得点に繋げることが出来ず流れは早稲田へ。そんな中、#16西が頑強なリバウンドを見せ、相手のセカンドチャンスを許さない。だがその後も早稲田のディフェンスに圧倒され、インサイドを使った本塾らしいオフェンスが出来ない。しかし、#7頃末の死力を尽くしたディフェンスによる早稲田のターンオーバーから本塾ボールになると、#21林から#15眞尾へのナイスアシスト、そして最後は#11小福川が点を獲得し会場を沸かせた。その後も本塾の速攻から#21林、#14武藤が得点を重ね、#4梅木が早稲田の速攻を止めるなど本塾の勢いに乗ったプレーが目立ったものの、早稲田の3Pシュートを抑えることが出来ず、連続得点を許してしまう形で本塾12-58早稲田で前半を終える。

<3Q>本塾 19(7)-87(29) 早稲田

序盤、失点を許さない粘り強いディフェンスで相手のミスを誘う。#4梅木のアシストから#15眞尾がミドルシュートを決め、勢いづくと思われた本塾であったが、早稲田のシュートが次々と決まり、点差が離れてしまう。その中、# 5重増が高さのあるディフェンスリバウンドで相手のセカンドチャンスを許さない。中盤、#14武藤が粘り強いディフェンスや、積極的なドライブでファウルを誘い、チームを盛り上げるも、なかなか点が決まらない時間が続く。その後 #14眞尾の力強いドライブでディフェンスを引きつけ、#11小福川がゴール下でシュートを決める。最後には#14 眞尾がバスケットボールカウントを沈めるも、早稲田の厳しいディフェンスを前に展開が思うようにいかず、点差を離され本塾19-87早稲田で第3Pを終える。

<4Q>本塾 25(6)-115(28)早稲田

開始直後、#7頃末の果敢なドライブでファウルを奪い、フリースローを確実に沈める。相手の鋭いドライブに対して全員でディフェンスし体勢の崩れたシュートを打たせるも、高身長の選手にオフェンスリバウンドを取られシュートを決められてしまう。対する本塾は、#19井出がスピードを活かしたドライブでディフェンスを抜き、#21林、#15眞尾へとテンポ良くパスをつなぐが得点には繋がらず。苦しい時間帯が続く中、本塾はチームの中心である4年生を中心とするメンバーにチェンジ。上級生の意地を見せたプレーに期待がかかる中、相手が外したシュートを#5重増がリバウンドし、#11小福川が巧みなゴール下の1対1で相手をかわすも、シュートを決めることはできず。#7頃末が素早いドリブルでボールを運び、全員で必死にパスを繋ぎ、#6山崎が体を張って相手の前を取り、振り返ってシュートを打つが外れてしまう。そのままシュートは決まらず、本塾25-115早稲田で試合終了となった。

今年度、本塾は「一体感」に着目して練習に励んできた。チームで話し合いを重ね、その中でルーズボールは貪欲に奪いに行く、小さなパスミスを減らすなど、個人の目標も明確にしてきた。こうして1人ひとりが慶應義塾體育會女子バスケットボール部の一員として課題を見つけ、改善するべく、沢山の汗を流し早慶戦に挑んだ。迎えた早慶戦本番、プレーでは圧倒されてしまったものの、気持ちでは怯むことなく果敢に攻めることができた。前半のコンビネーションプレーや、粘り強いディフェンスからターンオーバーへと追い込む場面では、日頃から練習してきたセットオフェンス、またディフェンスのローテーションが大きな成果として現れた。後半では、4年生の早慶戦にかける強い思いが伝わるプレーに胸を打たれる場面もあり、会場中の大きな声援を受けながら最後まで本塾らしく泥臭いプレーを見せることができた。また今年度の早慶戦は早稲田大学戸山キャンパスに新設された早稲田アリーナでの開催。早稲田の高確率な3Pシュートや体格に圧倒されながらも、全員が最後まで勝ちに貪欲になって戦うことで強気なドライブインやルーズボールを泥臭く追いかけるなど、普段の練習からの収穫もあったが、課題も残る試合となった。我が部は、秋のリーグに向けて「3部定着」という目標を掲げている。これは、3部に「残留」ではなく、今後3部から成長していくという意味を込めての「定着」である。そのためには、より一層チームが団結し、「一体感」を持って全員が同じ目標に向かって切磋琢磨することが重要だ。今回の早慶戦で得た多くの収穫を無駄にすることなく、今後の活動に生かしていきたい。

◆ボックススコア

本塾

No.S選手PTS3FG2GFTREBASTSTTOPFMIN
MAMAMAORDRTOT
4梅木理沙3130200000011122
5 重増志保000000004400107
6 山崎多絵000010001100006
7頃末沙樹2010422000006024
8 梅田香DNP
9 白藤優果DNP
10 足立はなDNP
11小福川莉奈5002512033002223.5
12 須藤史帆DNP
13 柴田祥子DNP
14 武藤怜4012402000013022
15眞尾瞳91521923257103132
16 西理奈0000600347003016
17 ビディンガー美亜000030001100109
18 中島花DNP
19 井手友美0020000011001012.5
20 川俣乃英DNP
21林えみり2001400112003126
22 松下花会子DNP
23 森谷日向子DNP
合計25212748596202612245200
早稲田大学
No.S選手PTS3FG2GFTREBASTSTTOPFMIN
MAMAMAORDRTOT
37内山未悠170081411538000020
5細貝野乃花16482200011000016
1 安藤友里恵16373912134000318.5
6 栗田有子14234800224000217.5
7 大原咲織DNP
11 神山夢来8024400145001018.5
12石井香帆5121401167000118
17 河村くるみ6250000112010121
18 桂蘭DNP
20 岩田千夏子712220001100006
23澁谷咲月16136912358000016
25 中村美羽DNP
26船生晴香5121200347002118.5
33 中田珠未DNP
34 今井美沙樹2021200459000117
35 境美潮3120300011002113
合計115163832593621365701510200