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ブログリレー 水谷祐葵
2022年7月25日 18:00| Comment : 0
「最後の早慶戦を終えて」

はじめに
誠に僭越ながら自己紹介させていただきます。私、慶應義塾大学環境情報学部4年並びに慶應義塾大学体育会バスケットボール部で選手として活動させていただいております、水谷祐葵と申します。何卒よろしくお願いいたします。
先日、私にとって大学生活最後の早慶戦が終わりました。今、頭の中で様々な感情が交錯しており、この気持ちをうまく表現できるか自信はありませんが、早慶戦までの3年あまりの活動についてお話しさせていただきたく存じます。拙い文章ですが、最後までおつきあいいただけると幸いです。
3年前の早慶戦勝利のあと
3年前の6月、私たちは、早慶戦で劇的な勝利を収めました。(よろしければ3年前の私のブログ「はじめての早慶戦を終えて」をお読みください。)あの日の奇跡ともいえる勝利は、いまだ褪せることはない鮮やかな記憶として私の中に残っています。
しかし、その勝利の後、秋のリーグ戦では惜敗する試合が続き3部に降格、そして2部復帰に向けて始動しようとしたまさにその瞬間、コロナにより生活が激変しました。授業はオンラインに切り替わり、体育会活動もできない期間が長く続き、私が思い描いていた大学生活とは何もかもがかけ離れたものとなっていきました。

新人戦や慶関戦は中止、そして、秋のリーグ戦は、2年連続、形を変えての開催となりました。それは、私たちの「2部リーグ昇格」のチャンスがなくなったということを意味しており、私も含め部員たちはモチベーションやスキルを維持するのに相当苦しい思いをしました。しかし、そのような苦しい状況であっても、仲間とともに過ごし、それぞれの強みを発揮できる方法を模索したり、体を鍛えたりする時間は、かけがえのないものでした。
新たなスタート
今年度、新しい体制のもと、早慶戦や秋のリーグ戦で結果を残すべく、新チームがスタートしました。私はこの数年間、悔しい負けを多く経験してきて、チーム競技の難しさを痛感してきました。1年生の時は、下級生ということもあり、がむしゃらに図々しくプレーすることができましたが、その後、学年が上がりチームをリードするにあたって、自分の表現方法も考えることが増えました。
何をしたらよいのかわからず自分を見失いそうになる時もありましたが、そんな時に私を奮い立たせてくれたのは、小学生時代から歩んできたバスケットボールでの数々の思い出と、3年前の早慶戦の勝利、そして仲間の存在でした。その事に気付いたとき、ラスト1年、全力でバスケに向き合いたいと思いました。また、実績のある先輩方がコーチとしてチームを導いてくださることが何より心強く、私達は必ず強くなれる、という確信を持つことができました。
早慶戦までの日々
さて、前置きが長くなりましたが、そろそろ本題の早慶戦についてお話しします。伝統の早慶戦は、今年80回目を迎えました。早慶戦は、選手やスタッフ、OBの方々、応援してくださる全ての方々にとって、大きな意味のある特別な一戦です。本年度は3年ぶりの有観客試合、しかも会場はバスケットボールの聖地である代々木第二体育館ということもあり、日に日に気持ちが高揚していきました。
私自身について申し上げると、昨年は早慶戦1ヵ月前に鼻の骨を折り、練習にも支障をきたしたので、今年は怪我のないよう、注意を払いながら日々を過ごしました。4年生ゆえ、就職活動やゼミなどもあり、バスケットボールのことだけを考えていた例年に比べると、準備万端とは言えませんでしたが、毎年4年生はこういった苦労を表に出さずに試合に臨んでいたということを遅ればせながら知ることとなりました。
4年生の事情はさておき、チームとしては、新入生も加わって、春の試合、慶関戦を経験する中で、少しずつまとまりをみせ、それぞれの役割も明確になっていきました。そして、ついに、春シーズンの集大成であり、年に1度の特別な日である早慶戦の日を迎えます。
いざ決戦の地へ
7月2日は太陽が照りつける猛暑日でしたが、会場の代々木第二体育館の中は、外に負けないほどの熱気であふれていました。エール交換、チアの応援、会場の観客の方々の存在、そのひとつひとつがコロナ禍の2年半の苦しさを忘れさせてくれるもので、私は高ぶる気持ちを抑えられませんでした。
とはいえ、試合に関しては、1部リーグ所属の早稲田大学には、どの学年にも全国大会で名を馳せた選手が在籍しており、今年も厳しい戦いになることは容易に想像できました。実際、試合が始まって早々、実力差を見せつけられることになりましたが、本塾も、後輩の山本や髙島を中心に得点し、必死に食らいついていきました。
私自身、自分がチームの中心となって得点するという強い覚悟と自信がありました。1年生からコートに立つ立場として、ベンチにいる部員、スタッフ、OBや応援してくださる観客の方々などに対して、自分が果たすべき責務があるという信念のもと、いつも以上に攻めの姿勢で臨みました。
残念ながら、点差は広がるばかりでした。それでも最後まで力一杯応援してくださった会場の皆さんには、心から感謝しております。大きな会場が満員となり、両校の応援が響き渡る空間でプレーできたことは、何にも変え難い人生の宝となりました。
私は試合途中で指を脱臼したのですが(去年の早慶戦では肩を脱臼しました)、なんとしてもコートに戻りたいという気持ちで処置をしていただき、試合に戻ることができました。そしてラスト24秒、ともに過ごしてきた同期でコートに立った瞬間は、万感の思いでした。
結果的に完敗したものの、私の中には、3年前の気持ちに似たすがすがしいものがありました。もちろん、負けは大変悔しいですし、反省すべき点もたくさんありますが、自分もチームも、現在できることをやりきったと言えるのではないかと納得しています。
後輩たち、早慶戦の借りは早慶戦でしか返せません。どうか、来年こそは勝利をつかんでください。

秋シーズンに向けて
さて、秋にはリーグ戦が始まります。伝統ある慶應義塾体育会バスケットボール部において、OBの方々や応援に駆けつけてくれた一貫校の後輩たちの期待に応えることができていない現状を本当に申し訳なく思うとともに、ここからは勝つことが何よりも大事であると思っております。皆さんに信頼、応援していただくためには、結果で示すしかありません。
私自身、強い慶應に憧れ入学しました。私をはじめ4年生が大学で活動できる日々も、残り少なくなってきましたが、ひとつひとつの試合を大切にして確実に勝利をつかみ取ること、そして、2部に昇格してシーズンを終えることが、部員の使命であると思っております。同期や後輩と共に、必ず強い慶應を復活させることができるよう、力を尽くしたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

部員の一日 水谷祐葵(選手)
2021年3月7日 14:29| Comment : 0

○はじめに
こんにちは!環境情報学部新3年の水谷祐葵と申します。
体育会バスケットボール部では選手として活動させていただいています。
新型コロナウイルス感染症の流行拡大により、部活動も自粛が続いています。またみんなで体育館に集まってバスケットボールに打ち込める日を渇望しながら、この「部員の1日」を執筆しています。
このブログでは、大学の勉強と部活を両立している僕の1日をご紹介します。
僕は地方(三重県)の出身で、現在は下田学生寮という日吉駅から徒歩10分程度の場所にある、体育会生専用の寮に住んでいます。また、僕は環境情報学部の学生のため、キャンパスに行く場合は湘南藤沢キャンパスに通学します。
SFCの学部生や、日吉で一人暮らしをしようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
新入生が入部を考えるにあたって、少しでもこのブログが役に立てば嬉しいです!
※ここで紹介する一日の過ごし方はあくまで一例であり、部員たちは大学生活を充実したものにすべく、それぞれが工夫して時間の使い方を決めています。また、オフの使い方も、新型コロナウイルスの影響で制限はありますが、それぞれ趣味に使ったり、友人と遊んだり千差万別です。
これからも様々な部員の一日の使い方を紹介していくので、是非参考にしてみてください!
○オンキャンパスで授業がある日
・5:45 起床、軽い朝食を食べます。
・6:10 身支度を済ませ、寮を出発し、体育館に向かいます。
・6:40 体育館に集合し、着替えを済ませてストレッチやシューティングをおこないます。
・7:00 朝練開始
・7:30 SFCで1限がある場合は朝練を途中抜けします。(SFCは日吉キャンパスから遠く、8時まで練習をすると1限に遅刻してしまうためです。体育会バスケットボール部は学業優先としているため、授業にも遅れずに参加することができます。)
・8:00 朝練終了
・8:30 着替えをして、同期と定食屋や学食で朝食を食べます。
・9:30 日吉を出発し、SFCへ向かいます。
・11:10 SFCに到着し、授業を受けます。
・12:40 午前の授業を終え、学食で昼食を食べます。(SFCで4限や5限まで)
・13:00 午後の授業開始。
・16:30 午後の授業を終え、練習のため、日吉キャンパスに向かいます。
・18:00日吉に到着し、練習を開始します。

・21:00 全体練習・自主練を終え、着替えて体育館を出ます。
・21:30 定食屋で晩御飯を食べます。
・23:00 入浴し、身支度を済ませて就寝します。
○オンライン授業のある1日
・5:45 起床、軽い朝食を食べます。
・6:10 身支度を済ませ、寮を出発し、体育館に向かいます。
・6:40 体育館に集合し、着替えを済ませてストレッチやシューティングをおこないます。
・7:00 朝練開始
・8:00 朝練終了
・8:30 着替えをして、同期と定食屋で朝食を食べます。
・9:00 寮に戻り、オンライン授業を受ける準備をします。
・9:25 授業開始。(授業がない日は課題をしたり、仮眠を取ったりします。)
・12:40 午前の授業終了。昼食を作って食べます。
・13:00 午後の授業開始。
・14:45 午後の授業終了。体育館に向かいます。
・15:00 体育館に到着。着替えを済ませ、ストレッチや練習準備をおこないます。
・15:30 全体練習開始。
・17:00 全体練習終了。
・19:00 自主練やビデオミーティングを終え、着替えて体育館を出ます。
・19:30 定食屋にご飯を食べに行ったり、寮で自炊をしたりし、晩御飯を食べます。
・20:30 入浴を済ませ、課題をしたり、時にはゲームをしたり、自由時間を過ごします。
・23:00 就寝
○土日・学校がないシーズン
・7:00 起床、寮で朝食を食べ、身支度を済ませます。
・8:00 体育館に到着。着替えてストレッチをしたり、シューティングをしたりして練習に備えます。
・8:30 全体練習開始。
・10:00 全体練習終了。全体練習が終了し次第、個人練やビデオミーティングを行います。
・12:00 練習を終え、同期と昼食を食べにいきます。
・13:00 帰宅。課題に取り組んだり、昼寝をしたり、自由な時間を過ごします。コロナが流行する前はみんなで遊びに行ったり、アルバイトをしたりしている部員もいました。
・23:00 就寝。学校がない日は一部練であることが多いので、半日は自由に過ごせますが、次の日も練習があるため、遅くてもこの時間には寝るようにしています。
時には全体練習が午後からのこともあります。練習時間はその時々によって変化するので、練習がない半日を有意義に使えるように工夫して過ごしています。
※本年度は新型コロナウイルス感染症の流行拡大の影響でイレギュラーなスケジュールで活動していました。以前のスケジュールを知りたい方は、以前に投稿されている「部員の1日」企画をお読みください。
○オフの日の過ごし方
オフの日は、身体を休めるように努めています。寮で読書や映画を鑑賞したり、電子ピアノを弾いたり、ゆっくりと過ごす日もあれば、ショッピングに行き、ぶらぶら散歩をする日もあります。綺麗な風景を見ることが好きで、遠く離れた街まで出かけることもあります。
最近はコロナの流行により、寮でゆっくり過ごす日が増えましたが、また外に出かけられる日が来るのを楽しみにしています。

○最後に
いかがだったでしょうか?
体育会生はどうしても生活の中心は部活動になりがちです。ですが、バスケットボール部ではあくまで「体育会生である前に慶應義塾の学生である」という考え方のもと、勉学にも部活と同じくらい重きを置いています。
また、空き時間やオフを有効活用すれば、自分の時間も十分に確保することが出来ます。
体育会バスケットボール部は文武両道を高いレベルで実現できる部活です。
少しでも体育会バスケットボール部が気になった人は、ぜひ一度ご連絡ください!
ブログリレー 水谷祐葵
2019年6月26日 19:00| Comment : 0
はじめての早慶戦を終えて

はじめに
慶應義塾大学環境情報学部1年ならびに体育会バスケットボール部所属の水谷祐葵と申します。宜しくお願いいたします。
今、私は、昨日の早慶戦勝利の興奮冷めやらぬ中、筆を執っています。
早慶戦という伝統ある一戦で慶應義塾大学体育会バスケットボール部の一員として戦うことができたこと、心の底からうれしく思います。
この度、このタイミングでブログリレーを担当するにあたり、正直なところ、1年生の私が一体何を書けばいいのか大変迷いましたが、この場をお借りして、早慶戦で味わった感動やバスケットボールに対する情熱を、お伝えしたいと思います。
早慶戦の話の前に、私がこの日を迎えるまでのバスケットボールとの関わりなどを書かせていただきますので、少々長い文になりますが、おつきあいいただけるとうれしいです。
バスケットボールと私
私は小学校3年生のときに、「新しいおもちゃを買ってあげるから練習に行ってみない?」という家族の甘い言葉につられてバスケットボールを始めました。
最初の頃は、しんどいと思ったこともありましたが、いつの間にかバスケットボールという競技の奥深さに魅了され、私にとって欠かせない存在となっていました。
毎日、勉強とバスケットボール、習い事の両立は大変でしたが、充実した毎日を送っていたことを思い出します。
中学3年生の進路選択時には大変悩みましたが、地元三重県のバスケットボール強豪校で活躍したいという気持ちから、三重県立四日市工業高校に進学しました。
そして、あっという間に時は流れ、高校3年生になりふたたび進学先を考えることになった時、私には、幼い頃からのあこがれであった慶應義塾大学しか考えられませんでした。
「勉強はもちろんだが、バスケットボール部に入部し活躍したい。必ず合格してみせる。」
そう覚悟を決めた後は、がむしゃらに受験に取り組み、奇跡的に合格することができました。
大学入学後の生活
現在、私はとにかく忙しい日々を送っています。
朝6時に起床し、朝練習をした後、電車と自転車で移動し1日みっちり授業を受け、また自転車と電車で移動し夕方から練習、それから寮に帰って課題に取り組みます。
日々の日課をこなすことで精一杯で、毎日があっという間に過ぎています。
バスケットボールと勉強の両立は尋常でなく大変ですが、文武両道は私が幼い頃から目指してきたことであり、これこそが慶應義塾大学を志望した理由です。
ですから、今、どんなに寝不足でも、どんなに忙しくても、できるだけ多くのことを吸収すべく、勉強もバスケットボールにも全力でぶつかっています。
バスケットボール部について
本年度のバスケットボール部主将である山﨑純さんのことは以前から、知っていました。
中学生時に、父と観戦に行った和歌山国体で山﨑さんの活躍を目の当たりにし、ガードポジションのスキルの高さだけでなく、チームの司令塔としての姿勢にも感銘を受けました。
今、そのあこがれの山﨑さんと共にプレーできる喜びをかみしめるとともに、華麗な技や、私にとって課題ともいえるキャプテンシーなども学ばせてもらっています。
入学前には、この春卒業された先輩方のブログを読ませていただきました。
先輩方が4年間歩んでこられた日々の喜びや苦悩を知り、胸が熱くなりました。
慶應義塾大学バスケットボール部の歴史の重みを考えると、この伝統をなんとしてでも守っていかなければと身が引き締まる思いでした。
さて、大学バスケットボールは、高校までのバスケットボールとは大きく異なります。
普段の練習メニューから試合構成、作戦まで、選手や学生スタッフが主体となって考え、行動します。
これまで数ヶ月、先輩方の活躍を見てきましたが、技術や勝負強さは、このような日々の積み重ねの結果であると感じずにはいられません。
先輩は皆、頭脳明晰、聡明で優しく、そして誠実でストイックです。
先輩と話していても、ブログの文章を読んでみても、私とはなぜこうも違うのかと考えてしまいます。
同期もみんないいやつばかりです。
今は、先輩方に甘えてばかりで未熟な限りですが、いつか先輩や同期、そして後輩のために貢献できるように、日頃から自分を律して、最大限の努力をしていきたいと考えています。
入学して数日後の京王電鉄杯では、先輩方の活躍に圧倒されました。
対戦相手は、関東のトップレベルであり、知名度のある選手もたくさんいました。
正直なところ、ボコボコに負けるのではないかという不安もありましたが、慶應義塾大学の強みであるディフェンスを中心に、試合ごとに修正しながら勝利していくところを目の当たりにし、衝撃を受けました。
私自身は、4月末の関東大学トーナメント戦から試合に出る機会を頂きました。
自分では、体力には自信があるつもりでしたが、体力も体格も上級生と比べるとまだまだであり、体作りの必要性をあらためて感じています。
まずは、好き嫌いせずになんでも食べることから始めます。
そして、チームに最大限の貢献するために自分には何が出来るかを考えて行動していきたいと思います。
6月22日、初めての早慶戦
さて、そろそろ早慶戦について、話したいと思います。
入学前から、早慶戦は私のあこがれの試合でありました。
しかし入部して以降、早慶戦勝利に向けた様々な取り組みをしていくうちに、皆がいかにこの試合を大切に思い、そして勝利を願っているかということを知り、大きなプレッシャーとしてのしかかってきました。
しかしそれは決して辛いのものではなく、ここ1ヶ月ほどは、特に気持ちが高揚し、はやる気持ちを抑えきれないほどでした。
早慶戦当日は、まるで小学生時代の遠足の日のように、いつもより早く目が覚めました。
緊張というよりは、絶対勝利する!という気持ちの高まりのせいだったと思います。
アドレナリン全開で、仲間と共に会場に向かいました。
今年の早慶戦の会場は、新しくできたばかりの早稲田アリーナ。
私たちにとって、完全アウェイの戦いでした。
しかも、早稲田大学は、一部リーグに所属しており、有名選手もたくさんいます。
厳しい戦いになることを覚悟して試合に臨みました。
予想通り、最初から最後まで手に汗握る試合展開となりました。
実は、必死すぎて、細かいことは覚えていません。
ただ、コートに立っている選手ひとりひとりが全力で相手に立ち向かったこと、ここで離されたらまずいという場面で必ず誰かが点を取り返し、粘り強く最後まで集中できたことが勝利につながったと思います。
ピンチのとき、ベンチスタッフが的確な指示を出してくれたり、声をかけて力を与えてくれたチームメイトのおかげであるのは言うまでもありません。
会場での熱気、異様なまでの一体感、どれもが今まで一度も味わったことのないものでした。(私にもっと文章力があれば、あのすばらしさが伝えられるのですが…!)
私は今まで全国大会を何回も経験してきましたが、早慶戦で味わった一体感は別格でした。
これほど多くの人が、ベンチも客席も一体となって慶應義塾大学を応援してくれているのを見て、心の底から熱くなりました。
会場で大きな声援を味方に、私達は3年ぶりに勝利を収めることができました。
あの瞬間、あの光景は、一生忘れることができないと思います。
試合を終えた今、自分はチームのために貢献できただろうか、もっと出来たことはあったのではないか、と反省する部分も多々あります。
それは、来年度の早慶戦、そして今年8月以降の関東大学バスケットボールリーグ戦で自分の仕事を全うし1部昇格を果たすことで挽回したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後とも、慶應義塾大学の応援をよろしくお願いいたします。
次回は鈴木慧(4年生)です!乞うご期待ください!