○はじめに
こんにちは!
慶應義塾大学環境情報学部4年、ならびに體育會バスケットボール部で選手をやっている寺部勇佑です。
今回、わたしのむかし企画ということで、過去の経験から、現在の體育會バスケットボール部での生活に活かされていることについて書こうと意気込んでいましたが、私より前に書いている和田、杉本、小澤のように輝かしい過去や、考えながら行動した経験があるわけでもなかったため、幼少期から現在に至るまで、ありのままの姿を綴っていきます。
拙い文章になってしまいますが、気軽にお読みいただけると嬉しいです。
○チャレンジ人間
私は、好奇心旺盛な人間です。
その影響もあって、これまで多くのスポーツを経験してきました。
父親の影響でラグビーを7年間、小学校の部活動でソフトボールと陸上、そして現在も続けているバスケットボールといったような、様々なスポーツを取り組んできました。
ほぼ毎日、何かのスポーツに打ち込み、休日になると午前はラグビー、午後はバスケといったようなハードスケジュールの中で生活していました。
今考えると尋常じゃない体力を持っているなと我ながら感心してしまいます。
また、自分で言うのもなんですが、どのスポーツもある程度上手かったです(笑)
特にラグビーにおいては、1試合に1人で40点取ることも多々あり、ずっとラグビーを続けていたらと考えると、違う形で慶應義塾に入っていたかもと考えるほどです。
そういった幼少期を過ごしたおかげで、小学生にしては筋肉がつき、ガタイが良くなりすぎてしまい、現在は兄弟と比べて圧倒的に身長が低くなったり。(長男:190cm次男:185cm 自分:168cm 順当にいけば180cmの予定だったのに…)
そんな冗談は置いておいて、振り返ると「わたしのむかし」は大なり小なり、様々なことにチャレンジをしていたなと思います。
様々なスポーツに取り組んだり、小学生ながらミニバスケットボールのチームを移籍して隣の市まで通ったり、国立の小中学校でエスカレーターで上がれるのに中学校進学であえて公立の中学校に行ったり、無名な選手なのに、名門の洛南高校に行ったり。
様々な選択肢があり、その分岐点に立たされた時に、どの道を選択するのか。
そういった決断をしなければいけない際、ワクワクする道、なかなか人が選ばない道、険しい道に挑戦したくなってしまうのが私なのかもしれません。
また、自分自身が決めた道を正解にできるように、行動していました。
その好奇心旺盛さや恐れ知らずな性格のおかげで現在、私は慶應義塾に入学することができ、體育會バスケットボール部にて活動をしています。
○発信と度胸
上記にもある通り、私は3人兄弟の末っ子です。
自分で言うのもなんですが、お兄ちゃんやその友達からものすごく可愛がられていました。
そのおかげもあって、幼少期から年上の人たちと関わることも多く、同じ目線で話したり、わがままであったり、とても生意気な小僧でした。
みなさんが想像する通りの典型的な末っ子像です。
そんな末っ子の自分だからこそ、良くも悪くも今に活きているなと思うことは、相手が年上でも、自分の考えていることはしっかりと伝えるという発信力と度胸の良さであると考えております。
当時は、その発信力と度胸が良すぎるせいで喧嘩や失敗をすることも多々ありましたが、その経験があったからこそ、現在の私を形成しています。
そして、今もなお「発信」は特に大切にしています。
自分の考えていることを言葉にしなければ、絶対に伝わらないし、伝えることで議論が生まれ、相互理解に繋がる。
練習においても、日常生活においてもです。
慶應義塾體育會バスケットボール部は、学生主体のチームであると言われており、学生一人一人がチームについて深く考え、発信し、行動するということが大切であり、そのプロセスが勝利に直結していく。
今後も持ち前の、発信する力と度胸を活かして、本塾の勝利に導けるよう精進していきます。
○最後に
今回「わたしのむかし」企画で自分自身の幼少期から現在までを振り返りました。
「自分の過去の経験で現在のバスケットボール部生活に活かされていること」というテーマではありましたが、私自身、特別何かをしてきたわけでもなく、「人に恵まれた」という言葉が正しいのではと思っています。
偉そうに、いろんなことを書きましたが、22年間、多くの方々に支えられながら生きてきたなと改めて実感しました。
特に両親は、様々なことに挑戦する自分をいつも応援し、支えてくれていました。
最終学年となり、学生バスケも残りわずかなので、両親を始めとする、応援してくださった方々に少しでも恩返しができるよう、これからも精進して参ります。
現在、コロナ禍で、もどかしい状況が続いていますが、手と手を取り、支え合いながら、みんなで乗り越えていきましょう。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。