身体づくり
はじめに
本年度法学部政治学科3年ならびに体育会バスケットボール部所属の藤井陽右と申します。よろしくお願いいたします。
今回のブログリレーでは、自分がもっとも苦労した(している)“身体づくり”について書かせていただきます。
拙い文章ですが少しでも読んでいただければ幸いです。
体づくり
バスケは相手と接触のあるスポーツなので、あたり負けしない体をつくることがとても重要です。
そのため、バスケットボール部では時期にもよりますが、週に4~6回ウェイトトレーニングを行っています。
先日の早慶戦を見てくださった方は気づいたかもしれませんが、1年生と比べ上級生は体の線がしっかりしています。
これは日々のトレーニングの賜物といえるでしょう。
まだ入部して日が浅い1年生にはこれからに期待です!
さて、ここからは私自身の話になりますが、そのためには時を高校時代まで遡らなければなりません。
私は慶應の一貫校の1つである慶應義塾塾高等学校(以下塾高)出身です。
塾高でも大学と同じようにウェイトトレーニングを重視していて、朝に1時間ほどのシューティング、午後に1時間半の全体練習と1時間半のウェイトトレーニングという一日の流れでした。
高校入学当時の私は身長が176㎝で体重が約50㎏でした。
初めて行ったベンチプレスでは20㎏のバーが1回もあがらず、“この棒重っ”と感じたのを覚えています。
たくさん重りをつけてトレーニングをしている先輩達。
私もよく食べてしっかりトレーニングをし、先輩方のように屈強な体を作ろうと意気込んでいました。
しかし、私は“身体づくり”に関して辛酸を舐めることになります。
中学生までは、たくさん食べて強くなるという概念がなかったため、1度にたくさんの量を食べることがとても苦手でした。
限界まで食べ、吐いてしまったときは、もったいないと思うと同時によく頑張ったとも思いました。
そう思えているうちはまだ、体重は増えいていたと思います。
しかし、自分たちの代になって私はキャプテンを務めるようになってから体づくりの問題に直面しました。
キャプテンであるにも関わらず、私はチーム内で細い方だったため、よりいっそう体づくりに注力せねばならないと強く感じました。
その想いとは裏腹に、吐く回数が多くなり、食事を始めるとすぐに気持ち悪くなるようになってしまいました。
キャプテンとしての責任感か、早く体重を増やさねばという焦りからかわかりませんが、たくさん食べなければならないと思うほど、食べられなくなっていきました。
1週間で数回吐くことや、1日で複数回吐く時期もありました。
結局、高校では思うような体づくりはできませんでした。
キャプテンだったにも関わらず迷惑をかけてしまった高校の同期や後輩には、申し訳ないという気持ちと、最後までついてきてくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいです。
高校バスケを引退した私は、大学でバスケ部に入るか非常に迷いました。
より高いレベルでバスケがしたいと思う反面、高校の二の舞にはなりたくないという想いがありました。
そこで私は高校3年生の2・3月にトレーニングを行い、結果がでなかったら諦めようと決めました。
そこで、かろうじて体重が増えた私は大学バスケ部へと入部します。
大学1年生の時は練習にほとんど入ることが出来ず、横で見ているだけでした。
たまに入ることができた練習ではスクリーンをかけられた時にとても痛かったのを覚えています。
高校と大学とで明らかなフィジカルの違いを感じました。
練習に参加できないのは悔しかったですが、体づくりに力を入れられる良い機会ととらえトレーニングに励みました。
午後6時半から始まる練習には満腹でのぞみ、最後のランメニューを行う、そんな毎日でした。
正直、楽しい毎日というわけではなかったですが、2年後、3年後を思い描きやってきました。
オフでもよくウェイトすることがありましたが、そこではよく鳥羽さんを見かけました。
1年生の頃から主力として活躍する鳥羽さん(2019年卒)でさえ、寸暇を惜しんで練習、トレーニングに励んでいるのを見て、自分ももっと努力しなければならないと思わされました。
大学に入って食べ過ぎて吐いてしまったことは2回ほどしかありません。
栄養を考えた食事をたくさんとり、ウェイトトレーニングを行うことで体はしっかり大きくなってきました!
現在、身長は変わらず176㎝ですが、体重は74㎏、ベンチプレスは85㎏が10回あがるようになりました。(先輩には100㎏以上を10回あげる人もいるので、まだまだ未熟者です)
20㎏のバーがあがらなかった人が、良く成長したなと思います笑
しかし、まだ練習中に山崎純さん(4年 総合政策学部 )に吹っ飛ばされることがよくあるので成長あるのみです!
これからも身体づくりに励み、来る秋のリーグ戦では目標である一部昇格に向けてチームに貢献していきます!
次回はスタッフながらベンチプレス90㎏を10回あげる私の師匠、片桐俊哉(4年)です!乞うご期待ください!