題名:中途半端になるな、最後までやり抜け
まず始めに、僕自身話したり、文章を書いたりするのは得意ではないので、もちろん真面目に書かせていただきますが、まとまりのないブログになるかもしれません。
ご了承ください。
先日、野球ファンでなくとも誰もが知ってるであろうシアトル・マリナーズのイチロー選手が引退しました。
僕は正直野球のことは全く分からないですし、球場でプロ野球を見たことはないですが、イチロー選手はさすがに知っています。
夜中12時くらいに引退会見をやるという情報が流れてきたので、少し見てから寝ようと思っていたのですが、気づいたら最後まで見入っていました。
その会見の中で、印象に残っていることがいくつかあったのですが、1つピックアップします。
それは記者から
「野球人生でイチロー選手が貫いたもの、貫けたものはなんでしょうか。」
という質問に対して、イチロー選手が
「野球のことを愛したことだと思います。これは変わることがなかったですね。」と答えていたことです。
この言葉を聞いて、すぐさま自分自身と重ね合わせてしまいました。
イチロー選手の野球人生に比べたら僕のバスケットボール人生なんてちっぽけなもので、比べるものではないと思いますが、僕も同じように去年11月に引退するまで約13年間バスケットボールを続けてきました。
楽しいことばかりじゃなく、辛くて、しんどいことのほうが多かった中で、なんで自分がここまで続けてこれたかというと、もちろん家族、同期、その他周りの環境に恵まれていたことはあると思いますが、それ以上にバスケットボールのことが心の底から好きだったからだと思いました。
今までの人生を振り返ると、こんなにも情熱を注いで本気になれたものはバスケットボールしかなくて、他に何か取り組んできたものはあるかと聞かれると胸を張ってこれですと言えるものはないです。
しかし、バスケットボールに関しては本気になって向き合うことができました。なぜかと言うと、本当に心の底から好きだったから。
それでは本題に入ります。
題名にある「中途半端になるな、最後までやり抜け」と言う言葉は、僕が常に大切にしている言葉です。
中途半端になるな、とか最後までやり抜け、とか意識しないで当たり前のようにできるようになることがベストなんだと思いますが、僕自身そこまで辿り着けていなかったため、常に意識できるよう、いつでも見られるように、紙に書いて部屋の壁に貼っていました。
僕は、何かに取り組んでる時に中途半端になってしまうと、他の事に対しても中途半端になってしまう性格だと自分自身で分かっているので、何か物事に取り組む時は常に全力で最後までやり抜くし、休む時は休むということを常々意識して生活しています。
中途半端って何にも良いことは生まれませんからね。
そんな僕が特に最後までやり抜いたことは、自分の役割を全うし、チームに貢献することでした。
僕が担っていたポジションは比較的バスケットリングの近くでプレーするセンターというポジションでした。
僕の身長(185センチ)でこのポジションをしている選手は他のチームにあまりいなく、毎回試合をする時に僕よりも身長が10センチ、20センチ高い選手とマッチアップしていました。
時には留学生とマッチアップすることもあります。
僕は身長が大きい訳でもないし、ジャンプ力があるわけでもないので、高さで勝負することはできませんでした。
高さがないのとジャンプ力がないのを象徴するかのように、リーグ戦21試合を通して、試合の初めにあるジャンプボールでボールに触れることは一度もできませんでした。
別に手を抜いていたとかではないんです。
毎回全力で飛んで、マイボールにしようと必死でした笑
だけどボールには触れなかったです。
だから毎試合ディフェンスから試合が始まっていました。
それは置いといて、
どうすれば身長で勝る相手と勝負できるのかなと考えていた時期に、テレビを見ていたら、
「今でしょ。」でお馴染みの林修先生がこんなことをおっしゃっていました。
「勝てる場所で誰よりも努力する。」
僕はこの言葉を聞いた時に、自分自身に当てはめて考えた結果、思い浮かんだのはただ1つでした。
それはフィジカルで勝負するということ。
高さでは勝てないけど、フィジカル面でなら勝てると考え、より一層筋力トレーニングに励みました。
コンビニでTarzanという雑誌を読んだり、時にはネットで調べたり、色々筋肉についての勉強もしていました。
勉強していく中で、1日に必要なタンパク質の摂取量(僕なら170〜180gくらい)を知ったその日からタンパク質摂取生活が始まります。
3食とは別に、1日プロテインを3杯以上飲み、コンビニで売っている1つあたりタンパク質が20数g入っているサラダチキンを2.3つ食べていました。
本当は他の栄養素(炭水化物とか脂質とか)も1日にどの位取る必要があるのかはあったんですが、とりあえずタンパク質にフォーカスしてやっていました。
正直身体には良くないとは思いますが、、、、、
とりあえずやってみました。
すぐには結果は出ないですが、地道な努力こそ最大の近道ですから、継続してやっていました。
その結果、4年生の時には最大185センチ90キロと入学当時に比べて10キロ以上の増量し、リーグ戦ではセンターポジションとして戦えるところまで成長することができました。
一人一人得意不得意がある。
だから、これなら誰にも負けないというところを見つけて、誰よりも努力する。
それが勝つための最大の法則なんだなと思いました。
これは別に部活動に限ったことではないと思います。社会に出てからも自分自身が勝てる場所を探して、そこで最大限努力する。これが大事なんだと思います。
読み返すとESみたいになってますね。
最後に、1つ言いたいことがあります。
同期のことは大切にしてください。
4年間の大学生活で1番一緒に過ごした仲間です。
直接言うのはちょっと恥ずかしいので、ここで書かせてもらいます。
先述したようにバスケットボールが好きだったからと同様に
彼らがいたからここまで来れました。
当然ぶつかることもありましたが、それはお互いがお互いのことを本気で思っているからです。
社会人になれば、各々別々の道へ進みますが、すぐに集まって酒を交わしながら、思い出話に花を咲かせていると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これを読んで少しでも何か感じ取ってくれたら嬉しいです。