
本塾の日本人留学生、久保田さんからバトンを受け取りました。慶應義塾大学法学部政治学科1年の青木慶太と申します。「最近あった嬉しかったこと」について、綴らせていただきます。
私の最近あった嬉しかったことは、三田祭の休校期間に、同期10名とともに3泊4日の沖縄旅行に行けたことです。今年の夏は十分に遊ぶことができなかったため、その分を取り戻そうと皆で計画を立てました。現地では、美味しいご当地料理を味わい、宿泊先のエアビーで夜遅くまで語り合うなど、終始笑顔の絶えない時間を過ごしました。美ら海水族館を訪れたり、アメリカンビレッジで買い物を楽しんだりと多くの思い出ができましたが、中でも最も心に残っているのは、船で向かった渡嘉敷島でのひとときです。
渡嘉敷島の海は信じられないほど透き通っており、11月とは思えない暖かさに包まれ、ただ景色を眺めているだけで胸がいっぱいになりました。海水浴をしながら熱帯魚を探したり、展望台から島の雄大な景色を見渡したりと、どの瞬間も忘れられないほど印象深いものでした。この経験は、一生大切にしていきたい思い出です。
今回の旅を通して、改めて実感したことがあります。それは、バスケットボール部の同期こそが、生涯にわたって支え合える仲間であり、私にとって何ものにも代えがたい存在であるということです。良い時も苦しい時も共に過ごしてきた同期と旅する中で、「自分は決して一人ではない」という安心感と心強さを再認識しました。旅先での何気ない会話や、久しぶりに顔を合わせて交わした笑い声の一つひとつに、これまでの歩みが自然と重なりました。残された3年間も、このメンバーとならどんな困難があっても必ず乗り越えられる。そう確信できたことは、今回の旅がもたらしてくれた最大の収穫だったように思います。
また、初めて迎えた「部活動と講義のどちらもない長期休暇」は、心身ともに大きなリフレッシュの機会となりました。張り詰めていた気持ちがふっと軽くなり、自分自身を客観的に見つめ直す余裕が生まれたことで、次のシーズンに向けた視野も広がりました。仲間と過ごした時間は、単なる思い出にとどまらず、これから長いシーズンを戦い抜くための確かな原動力となっています。
この貴重な経験を胸に、また新シーズンに向けて全力で走り出していきます。仲間とともに歩むこの道に一切の迷いはありません。自分自身をさらに成長させ、チームの力となれるよう、これからも真摯に努力を重ねてまいります。
次は、生粋のムードメーカーである中島さんにバトンを渡します。最後までお読みいただき、ありがとうございました。




