
平成ジャニーズ顔だけどお茶目で可愛らしい一面もある後輩の新垣天啓からバトンを受け取りました。慶應義塾大学文学部2年並びに体育会バスケットボール部の永里叶多です。拙い文章ではございますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
私が最近夢中になっていることは「食」です。
もともと美味しいものを食べるのが大好きで、人より多く食べるタイプでしたが、ここ最近はその関心が一段と加速しました。なぜ“最近”なのか、その背景には少し特別な理由があります。
8月中旬に足を怪我してしまい、バスケットボールができなくなったことがきっかけでした。人生で初めてと言っていい長期離脱で、バスケができないストレスを抱えながらリハビリの日々を送っていました。その中で「せめて上半身だけでも鍛えよう」と思い、ウエイトトレーニングに力を入れるようになりました。そして自分に言い聞かせていたのが、「身体を大きくするには食べなきゃいけない」という言葉です。
バスケができないやり場のない思いと、「食べなきゃ」という正当化が重なり、そこで一気に食欲が爆発しました。これが「食」の第一章の始まりです。
おそらく、練習で動き回るチームメイトより、リハビリをしていた私のほうがよく食べていたと思います。その食欲を満たしてくれたのが「食べ放題」です。松葉杖でほとんど動けなかった2〜3週間を抜け、9月初旬〜10月初旬は夏休みということもあり、自由な時間を使いながらさまざまな食べ放題に行きました。「お寿司」「海鮮」「牡蠣」「カレー」「イタリアン」……思い出すだけで幸せな気持ちになります。写真を見返している今も、お腹が空いてきました。
きっと読んでくださっている皆さんはこう思っているはずです。
「動いてないのにそんなに食べて大丈夫なのか?」と。
正直、私もそう思っていました。ただリハビリもウエイトも真剣に取り組んでいましたし、体型もそこまで変わっていない自覚がありました。しかしある日、チームメイトから「でかくなった?」と言われ、夏休み明けにはクラスメイトからも「身体大きくない?」と言われるようになり、念のため体重計に乗ってみると、71kgだった体重が76kgに増えていました。筋肉と脂肪の「ダブルパンチ」です。
さすがにこのときはまずいと思いましたし、何よりトレーナーさんにどう説明しようか本気で悩みました。そんな中でちょうどリーグ戦の終盤に練習復帰できる見通しが立ち、ここから「絞る」フェーズへ入ることにしました。これが「食」の第二章です。
食欲をコントロールしながら、栄養を落とさず、脂質を抑えた食事を意識し続ける生活に切り替えました。このブログを書いている10月31日現在はリーグ戦の真っ只中ですが、制限がある中でも「どう楽しむか」を探り続けています。その結果、現在は72〜73kg台まで戻りました。とはいえ、この第二章はまだ続いています。
このブログが公開される頃には、リーグ戦も終わりオフシーズンに入っているはずです。そのときはぜひ、みんなで美味しいものを食べに行きましょう。先輩・後輩関係なく、誘っていただけたら喜んで行きますし、私からも誘わせてください。おすすめのお店があればぜひ教えてください。
最後に、いつもご支援・ご声援をいただいている皆さま、本当にありがとうございます。保護者の方々やOBの皆さまの支えがあってこそ、今の慶應義塾体育会バスケットボール部があり、そして私たちがあります。この感謝を胸に、これからも全力でバスケットボールに励んでまいります。今後とも変わらぬご声援のほどよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、いつもチームを陰で支えてくれているマネージャーの秋根ゆうです。どうぞお楽しみに。




