次シーズンに向けて:新海幸汰朗

 誠に僭越ながら、自己紹介させていただきます。私慶應義塾大学理工学部1年の新海幸汰朗と申します。ミステリアスな田村からバトンを受け取りました。日々の練習や試合を通して、多くのことを学ばせていただいた1年目も終わり、新シーズンを迎えようとしています。

 入部してからの数か月間は、すべてが新鮮であると同時に、自分の未熟さと向き合う日々でした。プレーのスピードやフィジカルの強度、状況判断の精度など、どれを取ってもこれまで経験してきた環境とは次元が異なり、先輩方の背中を追いかけることに必死な毎日だったと思います。思うように通用しない場面も多く、自分の力不足を痛感することもありましたが、その分、高いレベルの中でバスケットボールに取り組めることの楽しさや、チームの一員として勝利を目指す責任の重さを強く実感する期間でもありました。

 新シーズンでは、1年生という立場に甘えることなく、チームにとって「必要な存在」になることを目標にしています。試合でコートに立つ時間は限られているかもしれませんが、出場時間の長さだけで自分の価値が決まるとは思いません。練習一つひとつへの向き合い方や、準備・片付けといった当たり前の行動、ベンチや練習中での声かけなど、日常の積み重ねこそがチームの雰囲気や強度を高めると感じています。与えられた役割に真摯に向き合い、求められていることを確実に遂行することで、コート内外を問わずチームに良い影響を与えられる選手になることを目指しています。

 また、慶應義塾大学体育会バスケットボール部の一員として、プレーの成長だけでなく、人としてどのように在るべきかを常に意識しながら日々を過ごしていきたいと考えています。伝統ある組織の一員であることの自覚を持ち、コート内外での立ち振る舞いや言動一つひとつに責任を持つことを大切にしたいです。日々の練習や試合はもちろん、普段の生活や仲間との関わりの中でも学びを重ね、自身の未熟さと向き合い続けることで、人間としても成長していきたいと思います。支えてくださる方々への感謝の気持ちを忘れず、その思いを姿勢と結果で示せるよう、これからも努力を積み重ねていきます。新シーズンも、温かいご声援のほどよろしくお願いいたします。

 次は、志木高コーチとしていつも後輩を支えてくれている山岸にバトンを渡します。

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