次シーズンに向けて:本多一朗

 誠に僭越ながら、自己紹介させていただきます。慶應義塾大学理工学部物理学科2年、並びに体育会バスケットボール部で学生コーチを務めております、本多一朗と申します。

 日頃よりご支援とご声援を賜っておりますOB・OGをはじめとした皆様へ、この場をお借りして御礼申し上げます。来シーズンこそ結果で恩返しできるよう精進してまいりますので、今後とも変わらぬご支援とご声援のほど、宜しくお願い申し上げます。

 愛らしい性格ながらコート上では本塾のいぶし銀として活躍する、奥村からブログリレーのバトンを受け取りました。このブログでは、「新シーズンに向けて」というテーマで私の考えていることを綴らせて頂きます。拙い文章ではございますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

 昨シーズンを振り返ると、チームとしての目標達成は叶わず、個人としても理想と現実のギャップに苛まれる日々でした。学生コーチになって1年と少しが経ちましたが、知識のインプットとアウトプット・映像分析・社会人スタッフの方々との連携・練習の環境構築など、どの面においても自分がやっていることがチームにとって最善のアプローチなのか迷いや悩みが絶えない日々です。

 新シーズンに向けてということを考えると、自分の軸をどれだけ貫けるかが大事だと思っています。約半年後の早慶戦で対戦する早稲田大学はオータムリーグ優勝、インカレ準優勝という凄まじい結果を残しています。リーグ戦を考えても、関東3部リーグには強力な留学生の数も増え、厳しい戦いになることが予想されます。そういった難しい状況だからこそ「私自身がなぜ学生コーチをするのか」という軸を大切にして、日々選手や試合に向き合っていくことが、チームに対して私自身の価値を最大化していく際に必要なことだと考えています。

 なぜ学生コーチをしているのかという軸についても、少し触れさせていただきます。

 一つはバスケットが好きだからです。私はバスケ観戦が好きで、オフの期間は動画で試合を観るほか、現地観戦にもよく行きます。私は多くの試合観戦を経て、応援される良いチームであるほど、強い興奮と感動を与えてくれると感じています。自分自身がプレーしても楽しいですが、コーチとして関わった選手の成長の瞬間やスカウティングでじっくり考えている時でも、バスケに関わっている時の楽しさは何事にも代え難いです。

 二つ目は「恩返し」です。冒頭にも書かせていただいたOB・OGの皆様は、私の認知し得ないところでも、日頃から体育会バスケットボール部を支えてくださっていると感じています。そして、社会人スタッフや学生コーチの皆様、特に昨シーズンまで学生コーチだった先輩お二人からは、日々の業務の細かいことから、学生コーチとしてこの部にいる意義まで、様々なことを教わりました。先輩方のようなかっこいい学生コーチになりたいという気持ちはずっと持ち続けると思います。そして昨シーズンの終盤では、4年生の選手の皆さんが練習を通して自分を支えてくださいました。また、12月の練習期間では、同期の選手が練習への意識をより良いものにして取り組んでくれたおかげで、学生コーチとして私自身も助けてもらった部分が多かったです。学生スタッフも増え、スタッフが年々賑やかになってきていますが、選手や私が直接見えないところでも様々な役割をこなしていると思います。リーグ戦の行き来で仲間と話す些細なことが、自分の日々の原動力の一つにもなっていました。ほかにも、生活を支えてくださっている両親、バスケットの楽しさを共有できる他大学のスタッフと、あげたらキリがないほどに、この部活での学生コーチの活動を通じてたくさんの人に助けられ、支えられ、学ばせていただいています。

 来年こそは早慶戦優勝、2部昇格を達成できるよう、これまで行ってきた練習や試合の準備、そのほか学生コーチとしての役割の徹底だけでなく、上級生としてチームのベクトルを揃えることにも注力していきたいです。学生コーチとして4年生を支え、最後にみんなで笑って終われるように日々を過ごしていきたいと思います。

 次は、いつも笑顔な練習の鬼、市谷さんにバトンを繋ぎたいと思います。稚拙な文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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