『最近幸せを感じた瞬間』
こんにちは。
全てを受け入れる心の広さと、ニヤニヤしながら放たれる豆知識の深さが癖になる今井楓子(CN:エリ)からバトンを受け取りました、慶應義塾大学文学部4年並びに体育会女子バスケットボール部の中山璃音(CN:ウミ)です。
今シーズンのブログリレーのラストということで、 心を込めて綴りましたのでぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。
私が最近幸せを感じた瞬間は、試合中に「ベンチ〜ッ!!」という声が聞こえたときです。
これは試合再開時にベンチにいるメンバーで行う、ベンチも気合い入れていくぞ、という思いが込められた円陣の掛け声で、順位決定戦期間は主に3年生の濵月綾菜(CN:クラ)が先陣を切って叫んでくれていました。
クラは順位決定戦前に怪我をしたため、コートに立てない悔しさやもどかしさがある中で、今チームのために自分ができることとして「ベンチ〜ッ!!」を叫んでくれていたのだと思います。
私の中でクラは、普段から練習や試合でたくさん声を出してくれる、バスケットボールに対する熱い想いの持ち主ですが、感情を大きく出すような選手ではないと思っています。
そんな1年下の後輩の魂感じる掛け声に、頼もしくなったなあ、と誇らしくなるとともに、チームのために全力で行動している姿勢に、恥ずかしながら試合中に涙が出そうになっていました。
私たち4年生は、「リーグ戦は長期の総力戦、チームのために自分ができる役割をそれぞれが考えて行動する」と口にしてきました。
このリーグ期間を振り返るとクラだけでなく、全員が自分の時間や気持ちを少し犠牲にしながらも、それぞれが考えた役割を全うしていたと思います。
中でも「ベンチ〜ッ!!」が聞こえたとき、そんなこのチームの魅力を実感し、大きな幸せを感じました。

そうしてチームの総力戦で挑んだリーグ戦も、目標であった入替戦には一歩届かず、3部5位という結果に終わりました。
長いリーグ戦、共に総力戦で戦ってくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
今シーズンも、残すは東京六大学女子バスケットボール対抗戦のみとなります。
大好きなこのチームの一員でいられることに感謝し、チーム全員で戦いますので、変わらぬご声援のほどよろしくお願いいたします。
また、現地で応援してくださる際には、「ベンチ〜ッ!!」という掛け声にもぜひご注目ください。
その後に続く1、2、3の後に「慶應!」と叫んでいただけると、チームの力が大きくなります。
ぜひご一緒に、「慶應!」のお声がけをお願いいたします!




