敵を知り、己を知れば百戦危うからず(活動日誌)-河内英慧

こんにちは。経済学部2年の河内英慧(CN:ヒマ)と申します。

さて、今回は女子バスケットボール部での最近の取り組みと私が感じたことに関して書きたいと思います。拙い文章だとは思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

三国志の一節には、「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という孫子の教えがあります。この場合の「敵」というのは、私達體育會生にとっては何でしょうか?

私達は試合の対戦相手に勝利を収めるために日々練習に励んでいるので、対戦相手は敵であると言えます。しかし、それだけが私たちの敵ではないと考えます。自身を取り巻く様々な弊害、例えば怪我なども私たちの敵であると考えます。怪我をしてしまったら練習にも参加できないですし、試合にも出ることができません。

私たちは、敵である怪我について学び、それとともに「己を知る」ということが、怪我という敵に勝つことに繋がると言えます。では、私達體育會生にとっての「己を知る」とは何でしょうか?

先日、私達はOGの方のご厚意で、ヨガやピラティスなどを通して身体のバランスを見ていただく機会がありました。そこでは自身では気づくことができなかった様々な身体の問題を指摘していただき、自分の身体について知ることができました。

身体の動かし方についてご指導を受けている様子です。自分の身体や呼吸にじっくりと向き合うことができました!

私自身、大学に入学してから、何度も怪我をしてしまっていました。その過程では、怪我を治すことばかりに精一杯になってしまい、根本的な自分の身体の使い方の問題などには完全に向き合えていたとは言えず、怪我はもはや仕方のないものだと考えてしまっていました。その結果として、怪我が治ったと思ったらまた怪我をする、というように怪我を繰り返してしまう状況が続いてしまうようになりました。しかし、この機会を通して、自身の根本的な身体の問題を知ることができ、「その問題にしっかりと向き合っていきたい、改善していくことで変えていける!」と実感しました。

また、己を知る上で體育會生である私達に必要なのは、自分の身体への理解でもあると考えさせられました。まだまだ身体の使い方には問題があり、習慣化された動きを突然変えていくことは、難しいと感じています。しかし、今後自身の体についてさらに理解を深め、より詳しく知ることで、怪我という敵に打ち勝ち、プレーの幅を増やしてチームに貢献できるよう成長していきたいです。

話は変わりますが、9月から関東大学女子リーグ戦が開催される予定です。このような状況下で、練習が行えていることに感謝し、目標である「2部昇格」を達成すべく、チーム一丸となって精進して参ります。今後も弊部のご支援ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

次回は、環境情報学部1年の島谷姫らら(CN:アキ)です。お楽しみに!