『初心忘るべからず』
こんにちは。普段の笑顔からは想像もつかない、キレのあるプレーでチームを支えるコトからバトンを受け取りました。慶應義塾大学環境情報学部4年並びに体育会女子バスケットボール部の小菅千恵(CN:テン)です。朝夕は次第に涼しさを感じる頃となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はラストシーズンの個人目標として掲げている言葉を座右の銘とさせていただきます。
「初心忘るべからず」
スタッフが部に貢献するために意識すべきことは「選手がプレーに集中できる環境を作る」ことであると、私は考えています。環境を作るということは広義であり、練習中のタイムキープやビデオ撮影をはじめ、大会運営やコンディション管理など多岐に渡ります。
私は昨年まで、後輩のスタッフがいない中で3年間活動してまいりました。そのため、わざわざ意識せずとも常に下級生として仕事をこなし、練習に参加する日々でした。
しかし、今年度はどうでしょうか。ありがたいことに2人も後輩ができたと同時に「主務」という役割を担うことになりました。先ほど述べた環境作りをしていく中で、後輩の「やります!」という言葉に甘えてしまう局面が増え、自分が本当にやるべきことは何かを考えるようになりました。
主務としてチーム全体を統括することももちろん大切です。しかし最も大切にしなければならないのは、練習中や試合前の誰にでもできる仕事をきちんと全うすることであり、驕らず謙虚に、チームの勝利につながることを1つひとつ丁寧に行うことだと思います。我々スタッフの行いが直接得点につながることはありません。それでも、2部昇格につながるのであればどんな小さなことでも力になりたいのです。
入部当初のフレッシュな私が体育会に対して感じていた憧れや、チームの一員になれた喜びを忘れずに、残りの2ヶ月もチームのために邁進していきたいと思います。
リーグ戦も昨日で1次リーグを終え、2部との入替戦を懸けた順位決定戦に進出することになりました。これまでよりさらに厳しい戦いになることが予想されますが、2部昇格に向けチーム一丸となって戦い抜きます。今後ともご声援のほどよろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は、実直に努力を重ねる生粋のインサイドプレーヤー、商学部1年の濵月綾菜(CN:クラ)です。お楽しみに!