『“ムリ”ではなく“ムズカシイ”である』
こんにちは。普段は可愛い笑顔でチームを癒し、プレー中はゴール下でチームを支えるクラからバトンを受け取りました。慶應義塾大学法学部法律学科4年並びに体育会女子バスケットボール部の町村真子(CN:ハル)です。拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
私には、座右の銘というよりは、バスケをする上で大切にしている考え方があります。
「“ムリ”ではなく“ムズカシイ”である」
この言葉はバレーボールを題材にした漫画『ハイキュー!!』に登場する木兎光太郎の言葉です。試合前に非常に達成困難な目標を立て、チームメイトにそれは無理だと反論された彼は、この言葉で反論し返すのです。そのシーンを初めて読んだとき、ハッとしました。
スポーツにおいてのみならず、私たちは高い目標や強い相手を前にしたとき、勝負が始まる前から心のどこかで無理だと決めつけてしまうことがあります。しかし、最初から結果が決まっていることなんてない。一見「無理」なことに見えたとしても不可能ではなく、1%でも可能性が残っているのなら挑戦する価値がある。この言葉に出会ってからはそう思えるようになりました。今でもバスケをする上で自信がなくなったり、ネガティブな考えに陥ってしまったりするときもあります。そんな時、この言葉を思い出すと、できるかできないか考えている暇があったら、とにかく練習しようと前向きな気持ちになることができます。
さて、現在私たちはグループリーグを2位で突破し、いよいよ今週末から順位決定戦に臨みます。ここでの勝敗が、今シーズンの目標である2部昇格を達成できるかを大きく左右することになります。2部昇格は非常に高く、「難しい」目標です。しかし、決して「無理」ではありません。チーム全員で一丸となって目の前の試合に全力で臨み、2部昇格への道を切り開いてまいります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は、攻撃的なディフェンスと確率の高いスリーポイントで流れを引き寄せる、文学部2年の中山璃音(CN:ウミ)です。お楽しみに!