『置かれている環境に慣れすぎない』
こんにちは。いつも後輩の私に親身にアドバイスをくださり、バスケットボールに真剣に向き合っている姿がかっこいい今井楓子(CN:エリ)さんからバトンを受け取りました、慶應義塾大学法学部法律学科1年並びに体育会女子バスケットボール部の山村理紗(CN:ナツ)と申します。初めてのブログリレーということもあり少々緊張しておりますが、精一杯綴らせていただきますのでお付き合いいただけると幸いです。
入部してから早いことに7ヶ月。この7ヶ月間を振り返ると、挫折、苦しさ、焦燥感といったマイナスの感情で溢れていたと感じます。入部してすぐに両足シンスプリントを発症し、足底筋膜炎、リスフラン関節症と立て続けに怪我をしたことで、4月から満足にバスケットボールができたことがほとんどありません。大好きなバスケットボールをやるために意気込んで入部したものの、少し全体練習に復帰する度に痛みが襲う感覚は、はっきり言って地獄以外の何物でもありませんでした。
そんな7ヶ月間を過ごしてきた私が「自分の理想像」というテーマをいただき、真っ先に思い起こしたのは、今置かれている環境がいかに有難いものであるか、それを認識している人になれているかということです。
怪我をして長くコート外にいる自分に新しい技術や分からない知識を共有してくださる先輩方、「なぜ自分はバスケをやっているのか」と自身の存在価値に悩んだ際に相談に乗ってくださったコーチ、チームメイトと同じトレーニングメニューができない時に別メニューを組んでくださるトレーナーの方々。そして、何度も怪我をして帰ってくる私を前向きな言葉で鼓舞してくれる、疲れただろうと毎日送り迎えをしてくれる、両親の存在。私が置かれている環境に携わっている全ての方々には頭があがりません。
「環境に早く慣れなさい」と言われることは数多くありますが、環境に慣れるがあまり今置かれている環境を当たり前だと思ってしまう、私はそうなりたくないと思いました。私の理想は、体育会バスケットボール部に所属する4年間を通して、また社会に出た数十年後の未来も、そのような「置かれている環境に慣れすぎない、常に感謝の気持ちを持てる人」でありたいと強く思います。
さて、再来週から東京六大学対抗戦が始まります。チームとして全ての試合で勝利を収められるように、一人一人が責任と強い気持ちを持って闘い抜きます。いつも有難い応援の声に感謝しております。引き続き変わらぬご声援をいただけると幸いです。
拙い文章ではありましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。次回は、バスケに情熱的である一方、日常ではみんなを和ませてくれる愛されキャラ、薬学部薬学科1年の新井玲菜(CN:ホノ)です。お楽しみに!