私の理想像 -網野梨加

『名前のある1日』

こんにちは。小動物のように可愛らしく、おしゃべりで闘志あふれる後輩、土屋香乃(CN:リズ)からバトンを受けました、慶應義塾大学環境情報学部3年並びに体育会女子バスケットボール部の網野梨加(CN:ケイ)と申します。

私が悩んでいた時、とある友人が「アフリカの何とか族には未来という概念がないらしいよ。先のことを考えたりするのは神のやることだって。」と話してくれました。それを聞き、もしかしたら私たちは時に必要以上のことを考えてしまっているのかもしれない、と私は思いました。今日できることを精一杯やる、ルキのブログの「今日を大切にできる人」に重なりますが、私の理想は、1日1日を大切に過ごし、毎日を「〇〇をした日」と名付けられる日にすることです。

同じような毎日が続くと、いつ、何をしたかを忘れてしまう時がありませんか?恥ずかしながら、私は時々そうなってしまいます。しかし、二度と訪れないその日をなんとなく過ごしてしまうのは、なんだか勿体無い気がします。

大学1年生の春、同期の間で「〇〇記念日」と名付ける習慣がありました。「2023/02/09 実はみんな全身筋肉痛記念日!」「2023/03/04 1年生6人欠けずに声枯らして行こう記念日!!」残念ながらこの習慣は20回ほどで終わってしまいましたが、今振り返ると毎日一生懸命だったのだなと感じます。

私は今年の春に怪我で手術を受けました。普通のことが一人ではできなくなり、たくさんの人に助けていただきました。回復していく過程では、毎日が記念日でした。「松葉杖なしでも歩けるようになった日」「友達が階段を一緒のペースで降りてくれた日」「ジョグができるようになった日」。改めて周りの方々の優しさや嬉しさに気づかされます。

また、私は最近、オフの日は、朝起きた時に思いついたことをやるということを習慣化し始めました。緑を感じたいと思ったら公園へ行く、身体を動かしたいと思ったら自主練や筋トレをする。時には何も思いつかない、やる気が出ない日もありますが、その日は「心も身体も休めた日」と名付けます。毎日が「何かをした日」となり、どんな日でも意味のある1日として過ごせる気がします。

いよいよ先週末から順位決定戦が始まりました。一戦一戦を大切に挑み、「入替戦出場という目標が達成できた日」という記念日が作れるように、私ができることを精一杯やりたいと思います。引き続き、変わらぬ応援をどうぞよろしくお願いいたします!

次回は、かき氷が大好きでギャグセンスあふれる不思議ちゃん、経済学部1年の榎本京佳(CN:ショウ)です。お楽しみに!