非日常 ‐水之江真季

『最近幸せを感じた瞬間』

こんにちは。
誰にも負けない情熱的なプレイで会場を沸かす先輩、吉田千里(CN:ルカ)さんからバトンを受け取りました、慶應義塾大学法学部法律学科2年並びに体育会女子バスケットボール部の水之江真季(CN:ムギ)です。
拙い文章ではございますが、お楽しみいただけるよう精一杯綴らせていただきます。

さて、私が最近幸せを感じた瞬間は、非日常を味わえた時です。
「非日常」と聞くと、何か特別で壮大な体験をしたかのように思われるかもしれませんが、私にとっての非日常とは、学校やアルバイトなどの繰り返される予定とは異なる、ささやかな変化のことです。

普段はあまり予定を詰め込まずに過ごしている私にとっては、少し遠出をしてお買い物に行くことも立派な非日常。
たとえば、最近感じた幸せな非日常は、オフの日に映画を観に行ったことでした。
お目当ての映画が公開から1ヶ月も経っており、半ば観るのを諦めてしまっていたのですが、偶然にも都合の良い時間に上映されることを知り、自然と足が映画館へ向いていました。

通知に敏感になってスマートフォンが手放せなくなったり、脳内に為すべき仕事が渦巻いたりする日常の中、暗い劇場内で目の前のスクリーンに映し出される物語の世界に入り込むことができる非日常の空間が私にとってはたまらなく幸せに感じられました。
他にも観客はいるにも関わらず、まるで映画を独り占めしているようで、1分1秒余すことなく映像の隅から隅まで目に焼き付けていました。

映画を観ている時間はもちろん、繰り返し予告を見て高まった期待と共に映画館へ足を運んでいる時間や、映画が終わったあと目に焼き付けた映像を振り返り余韻に浸りながら過ごす時間。
それら全てが幸せなひとときを作りあげてくれました。
新たに素敵な作品と出会えた喜び、そして登場人物が戦っている姿に感化され自分も頑張ろうと思える原動力も得ることができました。

関西という非日常な空間で行われた慶関戦

さて、リーグ戦1次リーグが早くも終了し、ついに順位決定戦が始まります。
入替戦出場、2部昇格するために一戦一戦、チーム一丸となり挑んで参りますので、応援のほどよろしくお願い申し上げます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は、バスケ一筋でひたむきな後輩、杉岡桃佳(CN:セラ)です。
どうぞお楽しみに!

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