オールジャパン2回戦
オールジャパン2回戦の相手は、兵庫ストークス。前日に続き、塾長にご観戦頂きました。
聞きなれない名前ですが、廃部となったパナソニックの選手中心のチームですから個々の力量は十分。さらにセンターのバッツは、211㎝133キログラム(体重はもっとありそうですし胸板の厚さは人間離れ。あの早稲田の倉石HCの倍あるのではないかと思わせる巨漢、大内会長いわく 大相撲の「大砂嵐関」)とあって、インサイドは対抗のしようがない。
序盤こそ西戸の3P、サワのジャンパーでくらいついたが、ここから兵庫はバッツにボールを集める。マッチアップのサワが当たると、逆に跳ね飛ばされる。これだけ強力な起点があると、兵庫は自由自在のオフェンスを展開できる。
残念ながらこの時点で、勝負あり。
しかし、本塾も沢山の声援をうけ懸命のプレー。伊藤のスティール。真木が速攻からスピードを活かしレイアップ(来年はDEFに加えこういったプレーを望みたい)。
塾長は所用で途中でお帰りになるということで、2Qには清家を投入。その清家ワンバウンドながらDRをゲットし、オールジャパンのスタッツに記録をのこす。宮幸監督・阪口HCのナイスプレー。
後半に入ると、サワの連続得点、権田への絶妙のパスからのブレイク、伊藤の3Pと見せ場もつくるが力の差はいかんともできない。
バッツの速攻には、コースに立った中村に「逃げろ」。こんなところで大怪我をおいたくはありません
勝敗は決し、本塾はベンチメンバーを繰り出し負傷欠場の黒木・福元を除き全員出場。この経験を、来年に活かして欲しい。
結果は大敗でシーズンを終えたが、最後の舞台が第二体育館であったのは今シーズンの頑張りのご褒美でしょう。
4年生はこれで引退となりますが、4年間ご苦労様。考えてみれば、春のボロボロのチームから、慶早戦勝利、リーグ戦では青学を破り早々と1部残留、インカレはあと一息でとどかなかったもののベスト4の夢を見せてもらい、
延世大学・九州電力にせり勝と結果を残してくれた学生全員にご苦労様。そして来年の飛躍に期待しましょう。
(追伸)
書きもらしましたが、1回戦の九州電力戦。後半一時ユースケがベンチに下がったのが不思議でしたが、後から聞くとハムストリングの肉離れ。再登場し、何も無かったようなプレーを展開したユースケは、昔と変わらぬ鉄人です。