慶関戦速報

男子、B戦含め3戦3勝。女子大敗。

男子では今遠征に一番気持ちを込めていたと思われる後藤が、前日の甲南大との練習試合で足首を捻挫。

何とも残念なケガでした。私も楽しみにしていたのですが。

■1戦目。スタートは福本、大元、黒木、山崎、西戸。

西戸の3Pが口火。好調な滑り出しながら、関大もキックアウトからのシュートが好調。

サワ、真木、木村、中島を次々と投入。終了間際に連続3Pを決められ1Pは22-26。

第2P途中で逆転。大元は運動量で関大を圧倒し好プレイを連発するものの詰めが甘く36-38で終了。

第3Pに入ると関大に疲れが。反対に慶應のパワー全開。大元もやっと運動量に得点が連動。連続3Pなどで68-52。

第4Pは桑原も登場。83-64で危なげない勝利。

慶應は外角3人、福本・大元・西戸がコートが狭く感じるくらいに動き回り、力強いオフェンスを展開しました。

西戸の、一瞬たりとも休まず手を抜かない攻守にわたる献身的プレイは圧巻です。

ドリブルも床が壊れるのではないかと思うくらいの力強さ。

記念館の床の張替えもそのせいではないかと。・・冗談ですが。

大元のアリーウープも美しい。

この3人の迫力は言葉で表すことは困難です。是非コートでのご確認をおすすめします。

■2戦目

スタートは昨日と同じ。

関大は昨日同様アウトサイドが好調。

慶應は大元の運動量の多さからの自身と福本のシュートで対抗。1Pは22-20。

第2Pは、関大がなぜかこの時期にゾーンディフェンス。インカレでもあるまいに、です。

慶應は第1Pの流れを継続して、福本・大元で得点。一時逆転を許したが、木村・西戸で42-41。

第3Pは昨日同様豊富な運動量で、ディフェンス・リバウンドを制し、ブレイクとセンタープレイで連続得点。

西戸の3連続スリーで止めを刺し一気に70-48。

第4Pは関大必死の反撃に残り4分75-65の10点差。ここで地道にインサイドで貢献していた黒木がファウルアウト。

黄信号かと思いきや、代わった木村のフック、大元の7連続得点で突き放し88-72で終了。

2戦を通じアウトサイドプレイヤーの運動量は目を見張るものがあり、インサイドは山崎・木村の成長で黒木の負担が軽減。

また、サワをSFで使うことで選択肢が広がりつつあります。

あとは、大元を抑えに来られた時にどううまくつないでいくかの形ができれば、より安定したチームになりそうです。

■B戦はスタート以外で戦い、Aと同じような展開。86-66で完勝。スタート以外の主力も除くメンバー中心のゲーム。

真木、桑原、中島、サワ、木村が一日の長で要所を締め、清家以下のメンバーが縦横無尽のプレイ。

Aの雰囲気をそのまま持ち込んだ試合でした。

■残るは女子戦。残念ながら100点ゲームをやられました。

ボール運びが弱点の慶應に対して、関大はインターハイ出場レベルの高校出身者で固め、メンバーも豊富。

入れ代わり立ち代わりのオールコートディフェンス。前半を終わって10-50。

第3Pに相手がゾーン。ボールを回せるようになり、なんとか3Pで対抗。しかしその後、今度はゾーンプレスに。

思う存分に痛めつけられて結局38-101で終了。

その中での収穫は、遅れてきた新入部員、175cmの3年生センターが、関大の長身センターに果敢に立ち向かい、

二けた得点を記録。まだまだ体が弱くハンドリングもこれからですが、大きく成長しそうです。

■今回は大先輩のOB村田先輩やOG川村先輩ほかの皆様に、応援のみならずご支援をいただきスタッフとして感謝に堪えません。

東京からも大内会長、藤本OG会長ほか多くの方々に応援に駆け付けていただきました。

また選手は関大の選手と試合以外でも懇親を深め、意義深い遠征であると実感していると思います。

私も40年ぶりに千里山を訪れましたが、拡張したキャンパスの敷地の広さと施設の立派さに驚きました。

キャンパス内に数百本あるという桜も満開で素晴らしい雰囲気でした。

大学女子監督  関(S51卒)

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