田辺夏彦(2016年卒)

今回は2016年卒、一貫校から入部し、4年生時には学生コーチとしてチームを支えた《田辺夏彦》さんです!!
現在、ANA(全日本空輸株式会社)のパイロット訓練生として活躍している田辺さんに質問をしてみました。

Q.卒業後はなにをしていらっしゃいますか。

A.ANA(全日本空輸株式会社)にパイロット訓練生として入社し、現在は伊丹空港でグランドスタッフとして働いています。

主な業務内容は搭乗手続きや手荷物受託を始め、ゲート業務、ラウンジ業務など。

入社してすぐに訓練開始ではなく地上での業務から始まる理由は、ここで社会人としての基礎を習得し、 他職種などと協力・連携してエアラインビジネスの成り立ちを理解する為です。

来年から訓練が開始され(予定)、ドイツやアメリカにて飛行機の操縦の基礎を学ぶとともに、エアラインの操縦士になる為の実践的な訓練を行います。

入社してから地上配置の期間を含めて約4年から5年で初めて副操縦士として業務することができ、非常に長い道のりです。

子供の頃からパイロットになるのが夢だったので、叶える機会を得られたことを嬉しく思っています。

小学校卒業アルバムに書いた将来の夢

Q.慶應義塾大学バスケ部での活動が今どのように活きていますか?

A.バスケ部には選手・スタッフにかかわらず、部員一人ひとりが、勝つためには何をすべきかを考え、行動する風土があり、それが今の仕事でとても活きています。

ただ業務をこなすのではなく、より良い空港にする為には…パイロット訓練生としてここに配属された意味とは…など考えながら業務にあたるよう心がけています。

また航空業界での業務は必ずと言っていいほど、一人ではなくチームで取り組みます。

より良いチームを作る為に、バスケ部で得た仲間の意見に耳を傾け、まとめていく力でチームを牽引できるよう日々努力しています。

現役時代の田辺さん

Q.自分たちの学生時代を振り返って現役に一言お願いします。

A.私の代はプレイヤーとしてだけでなく、人としても尊敬できる人ばかりで、そんな同期は私のことをシーズン通して苦しい時、辛い時に何度も助けてくれました。

リーグ戦は1部で6勝しかできず、インカレでもベスト16に終わりましたが、最後まで特にケガ人も出ず、全員で戦い抜くことができた理由はそういったところにあると確信しています。

近年は部員が少なく、練習・試合ともにすごく大変だとは思いますが、現役のみんななら来シーズンいい結果を出せるチームになれると確信しています。大阪から全力で応援しています!時ぞ今!!!



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