ブログリレー 山本康瑛

「奮軌」

○はじめに

 慶應義塾体育会バスケットボール部3年、並びに法学部政治学科の山本康瑛と申します。光栄なことに、今シーズンは主将を務めさせていただくことになりました。至らぬ点もあることと存じますが、今後ともよろしくお願いいたします。

新年がスタートし、早くも2か月が過ぎてしまいました。年末年始は実家の佐世保に帰省し、家族とのんびり過ごすことができました。今年の私のバスケにおいての抱負は、「部員の憧れになる」です。主将として、常に模範として振る舞い、周りから私を目標にしたいと思ってもらえるような存在を目指します。また、姿勢や態度から他人に刺激を与えられるようになりたいと思います。そのためにも私自身自分に厳しくしていこうと思います。

○「目標」と「スローガン」について

 さて、1月11日にキックオフミーティングを行い、2023年の体育会男子バスケットボール部が本格的に始動しました。

ここでは先日のキックオフミーティングで発表した、今年の「目標」と「スローガン」について述べさせていただきます。

 今年の目標は、春シーズンと秋シーズンで分けており、春は早慶戦優勝、秋は3部優勝・2部昇格です。早慶戦は、現在3連敗中であり、私が入部してから一度も勝利できていません。最後の早慶戦という舞台で勝利し、負の連鎖を断ち切りたいと思います。秋の目標である3部優勝・2部昇格については、昨年は3部リーグ5位で、昇格を果たすことができませんでした。リーグ戦についても私が入部してからずっと3部のままなので、今年こそ、2部に昇格し、強い慶應を取り戻すための第一歩にしたいと思います。

 次にスローガンについてです。単年度のスローガンは「奮軌」です。これは私たち4年生がミーティングを重ね、全員のスローガンに込めたい思いや、チームとしての行動指針を表すものです。(奮軌という言葉を作ってくれたのは、副将の藤島君です。)

このスローガンには元の言葉、奮起の意味である奮い立つことを含め4つの意味を込めました。①個人がチームのために奮闘し、互いを奮い立たせ合う。②私たちのチームは人々を感動させ、奮い立たせる。③先輩方が作り上げてきた軌跡を背負い、強い慶應を取り戻す。④塾生としての規範を示し、全社会の先導者となる。このスローガンを念頭に置きながら部活動に取り組み、目標の達成に向け、日々の練習からチーム内で「奮軌」していきたいと思います。

○さいごに

 新シーズンが始まり早くも2か月が経とうとしています。現在は春休みという部活にフルコミットできる環境があるため、平日に全体練習、週末には練習試合などで実践を積み、個人としてもチームとしても成長しているのを感じます。4月には新入生も入るかと思いますが、新入生がカッコいいと憧れるような組織になれるよう、また、見た人たちがつい応援したくなるようなチームを目指し、精進していきますので今後とも応援のほど宜しくお願い致します。

(今年こそは必ず勝利します。)