「失敗を成長に」
〇はじめに
はじめまして。誠に僭越ながら自己紹介させて頂きます。私、慶應義塾大学経済学部1年の廣政遼馬と申します。
2023年のブログリレー2人目として、山本主将からバトンを受け取りました。今回は主に2つのことについて書かせていただきます。
① 昨シーズンを振り返って
② 新シーズンに向けて・個人の目標
拙い文章ですが、最後まで読んでいただければ幸いです。
〇昨シーズンを振り返って
昨シーズンは1年生ということもあり、大学生活に慣れることと同じくらい大学バスケに慣れるのに時間がかかりました。特に、私は1年間浪人を経ての入学したため、1年のブランクに戸惑いや不安を感じることが多くありました。しかし、先輩方から多くのアドバイスをいただけたことで、少しは自分らしさをコートに表現できたかと思います。
話は少々変わりますが、バスケットボールの試合は相手との勝負であり、勝負をする以上やはり結果にこだわる必要があります。普段のドリル練習から1回1回、「勝利」にどれくらい個人として、またチームとしてこだわることができるかが大事だと昨シーズンを通して痛感しました。これを最後まで詰めきれなかったことが目標達成に到達できなかった原因の一つであるのと同時に、自分がもっと貪欲になる必要があったと感じました。シーズンの途中から積極的に試合に出していただけるようになったものの、16試合という長いリーグ戦の中で自分の甘さが出てしまうところがあり、コンスタントにチームに貢献できなかったことが個人として後悔が残ります。しかし、1年間多くの経験をさせていただいた分、この経験を今シーズンの糧にしていきたいと思います。
○新シーズンに向けて・個人の目標
今シーズンは昨シーズンに比べて選手のサイズが落ち、同じことをやっていても結果はついてこないと感じています。そこで、個人として2つのことを意識したいと思います。
1つ目は、練習・試合問わず自分の考えたことを積極的に発言し、チームの誰もが発言をしやすいような環境づくりに貢献したいと考えています。昨シーズンはチームの中で発言をする人が固定されていたように感じました。我々は人数が少ない分、1人1人の考えや意見にそれだけ大きな価値を持つと思います。お互いに意見をぶつけ合えるような環境をつくることで、我々のチーム力は向上することができると考えています。
2つ目は、プレーの精度のスタンダードを上げ、波の小さい選手になることです。チームにとって必要とされるのはコンスタントに貢献できる選手だと思うので、貢献の仕方をその日その日で考えながらプレーしていきたいと思います。4月からは新入生も入ってきて、初めての後輩ができることになります。まだまだ下級生ではありますが、先輩としてもお手本になれるように頑張りたいと思います。
○さいごに
いかがだったでしょうか。今シーズンは去年以上に、個人の自主性の一歩先を行った強い主体性を発揮し、チームに不可欠な存在になれるよう頑張っていきます。そして、周囲の人を良い方向に向けられるような、影響力のあるリーダーシップを発揮し、チームとして目標を達成したいと思います。
最後になりますが、バスケットボール三田会の皆様をはじめ、慶應義塾体育会バスケットボール部を支援してくださる方々にこの場をお借りして、御礼申し上げます。今年は結果として恩返しできるよう、部員一同頑張って参りますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします。