文武両道ブログ 菊地康月

菊地康月(総合政策・4年・洛星)

はじめに

慶應義塾大学総合政策学部3年並びに體育會バスケットボール部所属の菊地康月(きくちこうづき)と申します。

はじめに、平素より慶應義塾體育會バスケットボール部をご支援いただき誠にありがとうございます。今私がラストイヤーを前に一層バスケットに打ち込めているのは皆様のお力添えに他なりません。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

総合政策学部とは

ブログを書くにあたって、まずは私のいる総合政策学部についてご紹介します。

これを読む受験生の方にも魅力が伝わると嬉しいです。総合政策学部は、環境情報学部・看護医療学部と共にSFC(=湘南藤沢キャンパス)というところにあります。SFCには2つの特徴があり、1つ目は「幅広い学門」、2つ目は「多様性」です。SFCは他学部と異なり、学生が学びたい授業を自由に取ることができます。経済・法律・歴史・文学などの文系科目や、生物・建築・工学・数学といった理系科目、さらにはスポーツ・まちづくり・言語など挙げるとキリがありません。またSFCには個性豊かな学生だらけで留学生はもちろん、有名人やスポーツ選手、中には学生ながら会社を立ち上げている人もいます。学問分野の数だけそれを学ぶ学生がいて、多様なキャンパスライフを送れるのがSFCです。

研究分野について

前置きが長くなりましたがここからは私の研究分野をご紹介します。私は環境保護や脱炭素などへの興味から環境問題研究会(ゼミ)というところに所属しており、そこで「キャンパス内の省エネ促進プロジェクト」に取り組んでいます。授業後の空き教室を対象に、照明や空調などのつけっぱなし削減を目指して実験を行っています。

特に学生の行動変容を促すための要素を盛り込んだポスターを各教室に掲示して、実験前後の比較を行うことで、どのポスターのどの要素が効果的だったのかを確かめます。さらにアンケート調査も実施し、ダイレクトに学生の省エネ意識や行動の変化を知る取り組みも行っています。多くの数字やデータの関連性を分析するので根気のいる実験ですが、目に見える効果が出た時は「自分の活動でSFC生の意識や行動を変えることができた!」と大きな達成感を得ることができます。

学業と部活の両立について

さて、ここからは私なりの研究と体育会の両立についてお話しします。とはいえ私は自分の研究も体育会バスケ部も本質は同じだと考えています。当然ですがバスケはチームスポーツで、特に弊部の強みは「各部員がチームのために自分の役割を果たして貢献しようという気風」です。前述した私の研究も、自分がSFCというひとつの組織に省エネという側面から貢献しようという意志から始まったものであり、根本は同じだと捉えています。

またこれは持論ですが、”両立”するということは「短期間のフルコミットの積み重ね」だと私は考えています。全く別のことを同時にこなせる人はそうそういませんし、私もできません。それでも1つのことに全力で取り組むことは私を含め誰にでもできると思います。私は体育館にいる時間はバスケットのことしか考えていませんし、一方でゼミの時間は研究のことしか考えていません。今何をする時間なのかを明確に意識してそれぞれに全神経を注ぐことができれば、自然と”両立”ができるようになるのではないでしょうか。

おわりに

ここまで読んでくださりありがとうございます。

偉そうなことばかり述べていますが私自身まだまだ部活も学業も未熟者で、まだまだ色々なことを経験して成長して行かなければなりません。早いもので気づけば大学生活も残り1年となりましたが、自分の大事な一瞬一瞬を噛み締めながら悔いなく駆け抜けて、部活動も学業も最高の形で終われるように邁進して参ります。

引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。