「隣人を自分のように愛しなさい」
こんにちは。慶應義塾大学理工学部2年並びに体育会女子バスケットボール部の吉田千里(CN:ルカ)と申します。部で一番の文才を持つ、イトさんからバトンを引き継ぐことになり、自分の文章の拙さに落胆しながらも、心を込めて書きましたので最後までお付き合いいただけると幸いです。
私が大切にしている言葉は皆さんが予想する座右の銘とは少し違うかもしれませんが、今回はその言葉について書かせていただきます。
「隣人を自分のように愛しなさい」
この言葉は、私にとって、私生活においてもバスケットボールにおいても、大きな軸となる考えになっています。私たちは時に、自分を一番に考えてしまうことがあります。しかし、この言葉のおかげで私はそのような考えを改め、チームメイトや周りの人のことを考え、思いやる気持ちを忘れずにいたいと思うようになりました。
私は幼い頃に洗礼を受け、カトリック信者となり、常にキリスト教の教えの元に育ってきました。その中で、様々な聖書の言葉に出会い、何度も感銘を受けました。特に心に残っている言葉が「隣人を自分のように愛しなさい」です。
この言葉の重要な部分は他にもあります。人を大切にしなさい、という趣旨の言葉はたくさんありますが、この言葉には「自分のように」というフレーズが入っています。自分を卑下する必要はなく、自分が一番でも良いが、他の人も同様に愛すれば良いと言われている気分になります。つまり、とても人間味の溢れ、心救われる考え方だなと感じております。
このチームでは個々の力よりもチーム力を大切にしています。そのようなチームの一員として過ごすうちに、この言葉の大切さをより実感しております。自分の成長、チームの成長のために全力を尽くし、この先、リーグ戦、六大学対抗戦など試合が続いていく中で、より「隣人を自分のように愛する」ことをバスケでも体現していけるよう精進してまいりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回はキレキレのドライブとニコニコの笑顔で周りを魅了する法学部1年の砂山ひかる(CN:コア)です。お楽しみに!